【大学受験2017】中大3学部・明大経営学部、英語の外部検定試験導入
中央大学は10月5日、2017年度の入試から経済学部など3学部で英語の外部検定試験を導入することを発表した。明治大学経営学部も実施することを発表するなど、多くの大学で外部検定を利用。日本英語検定協会は英検やTEAP利用の大学を一覧にして公開している。
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中央大学経済学部と文学部、総合政策学部は、2017年度入試から英語の外部検定試験を活用した入試を実施。TOEFL iBT、TOEICおよびTOEIC SW(総合政策学部のみTOEIC SWを除く)、TEAP、IELTS、実用英語技能検定(英検)、GTEC CBT、ケンブリッジ英語検定(文学部のみ)のいずれかで一定の水準を満たした場合、個別試験において外国語(英語)の受験が免除になる。
明治大学経営学部では、2017年度の一般入試の一部で「英語4技能試験活用方式」を実施。実用英語技能検定、TEAP、TOEFL iBT、IELTS、TOEIC(L&R)&TOEIC S&W(TOEICおよびTOEIC SW)のいずれかの試験においてスコアが所定の基準を満たすと、一般選抜入試の外国語の試験が免除になる。
外部検定の種類はさまざま。中でも、日本英語検定協会と上智大学が共同開発した「TEAP」(アカデミック英語能力判定試験)を入試に採用している大学が増加傾向にある。日本英語検定協会のWebサイトでは採用大学を一覧にして公表。TEAPをさらに発展させた「TEAP CBT」(2016年10月に第1回を実施)については、すでに「TEAP」を利用している上智大学が2017年度入試から正式に採用することを発表している。各技能の基準点は設けず、総合点のみの基準点で出願できる。
そのほか、日本英語検定協会では英検を大学入試で加点、出願資格、試験免除とするなど入試優遇されている大学も一覧にして掲載している。
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