堀田教授監修、先生の苦手を解決する観察・実験指導書…教育同人社
教育同人社は10月10日、小中学校の理科の観察や実験の指導法をわかりやすく解説した書籍「理科重要観察・実験の指導法50選 3・4年生」を発刊する。監修は東北大学大学院 情報科学研究科教授の堀田龍也氏。定価は1,500円(税別)。
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小中学年の理科において、観察や実験は問題解決の力を育む体験的な学習活動として行われている。児童のためには、手順やポイントは短時間でわかりやすく説明して仮説を持たせ、スムーズに観察や実験を行い、じっくりと考察できる時間を確保することが必要。しかし、教育同人社によると、このような理科の指導を苦手と感じる先生は少なくない。そこで、東北大学大学院教授の堀田氏監修のもと、同書を発行するに至った。
編著は理科教育に深くかかわってきた実践者が担当し、教科書や理科学習ノートなどの教材に多く見られる典型的な観察、実験を50点厳選して収録。その手順やポイントと、授業で行う際の具体的な展開例をまとめた。教育ICT環境の拡大に伴い、東京学芸大学 教育学部准教授の高橋純氏による大型テレビや実物投影機、ノートパソコンなどを利用ノウハウ解説も収録されている。
また、教育同人社は、同書をチエルが提供するデジタル教材「小学校の見せて教える理科 観察・実験 3年生~6年生」と併用することで、より効果的な指導が可能になるとしている。
発行日は10月10日。全国の書店やオンライン書店で取り扱う。定価は1,500円(税別)。
◆理科重要観察・実験の指導法50選 3・4年生
発行:2016年10月10日(月・祝)
サイズ:A4版88ページ・カラー
定価:1,500円(税別)
《佐藤亜希》
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