文教向け富士通「ARROWS Tab」新製品…重さ半減、活用範囲を拡大

 富士通と富士通クライアントコンピューティングは10月下旬から順次、教育現場での利用を考慮した「ARROWS Tab Q507/PE」を含む計12シリーズ24機種の発売を開始する。「ARROWS Tab Q507/PE」は12月中旬から。1台10万700円(税別)。

教育ICT 先生
教育現場での使いやすさを追求した10.1型タブレット「ARROWS Tab Q507/PE」
教育現場での使いやすさを追求した10.1型タブレット「ARROWS Tab Q507/PE」 全 2 枚 拡大写真
 富士通と富士通クライアントコンピューティングは10月下旬から順次、教育現場での利用を考慮した「ARROWS Tab Q507/PE」を含む、法人向けWindowsデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、ワークステーションなど計12シリーズ24機種の発売を開始する。

 教育現場での使いやすさを追求した10.1型タブレット「ARROWS Tab Q507/PE」は、10.1型ワイド機種の本体四隅に滑り止めとなるエラストマー素材を使用し、落下防止に効果的な安全設計に改良。キーボードは児童・生徒の持ち運びや操作性に配慮し、従来機種「ARROWS Tab Q506/NE」対応キーボード約670gから約半分となる365gに軽量化した。これまでの防水・防塵機能も強化し、プールの塩素水にも対応するようになった。

 付属のタッチペンの書き心地も改良し、摩擦変動を解析することでより紙に書く感覚に近づけた。そのほか、ディスプレイ上部にマイクを設置することで相手や自分の声を拾いやすくしたり、本体の前面にスピーカーを設置することで動画再生時の音声などを聞きやすくするなど、教育現場での使い勝手を追求した製品になっているという。

 「ARROWS Tab Q507/PE」を含む新製品は、Windowsデスクトップパソコン3シリーズ5機種、ノートパソコン5シリーズ11機種、タブレット2シリーズ6機種、ワークステーション2シリーズ2機種の計12シリーズ24機種。10月下旬から順次発売されるうち、「ARROWS Tab Q507/PE」は12月中旬からの提供が見込まれている。希望小売価格は1台10万700円(税別)。

《佐藤亜希》

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