日立、子育て支援Webサービスを自治体向けに販売

 日立公共システムは10月25日、自治体向け子育て支援情報提供サービス「4Uweb/Touch」(フォーユーウェブ/タッチ)を提供開始した。予防接種スケジュールの自動作成とメール通知、子どもの成長記録など子育てに役立つ機能を備える。

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「4Uweb/Touch」
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 日立公共システムは10月25日、自治体向け子育て支援情報提供サービス「4Uweb/Touch」(フォーユーウェブ/タッチ)を提供開始した。予防接種スケジュールの自動作成とメール通知、子どもの成長記録など子育てに役立つ機能を備える。

 政府は少子高齢化の打開策として、「待機児童の解消」「働き方改革の促進」「地方創生」などを掲げている。そこで同社は、自治体Webサイトの情報発信を支援するソリューション「4Uweb Webユニバーサルデザインソリューション」のラインアップに、子育て支援情報提供サービス「4Uweb/Touch」を追加した。自治体のサービス向上を支援することで、子どもを産み、育てやすい自治体の実現に貢献していくという。

 「4Uweb/Touch」は、標準機能として、「予防接種スケジュールの自動作成とメール通知」「予防接種履歴の閲覧」「医療機関・子育て関連施設の検索」「子どもの成長データ(身長・体重)の記録とグラフ表示」「子育て関連情報の配信」などを備える。自治体は、妊娠期から就学期までの子育て支援が可能となる。

 なお、「4Uweb Webユニバーサルデザインソリューション」を導入していない自治体でも単体で導入できる。販売価格は、初期導入費用が105万3,000円より、標準機能が月額2万2,950円より(いずれも税込)。価格は自治体の規模(人口)によって異なる。

《工藤めぐみ》

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