母親の就業率は増加傾向…4歳児58.2%、中2生79.3%
厚生労働省は10月26日、平成13年出生児(中学2年生)と平成22年出生児(4歳6か月)を対象とした「21世紀出生児縦断調査」の結果を公表した。母親の就業率はいずれも増加傾向にあり、平成13年出生児で79.3%、平成22年出生児で58.2%であった。
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「21世紀出生児縦断調査」は、平成13年生まれと平成22年生まれの調査対象児について、生活実態や経年変化の状況を継続的に観察し、両者を比較対照することで、少子化対策などの基礎資料を得ることが目的。
母親の就業率は、平成13年出生児、平成22年出生児ともに増加傾向にある。平成13年出生児は、出産1年前の54.2%から、出産半年後25.0%に減少したが、その後は年々増加。中学2年時では79.3%にのぼり、中学1年時の76.2%から3.1ポイント上昇した。きょうだいの構成別では、「弟妹のみ」77.7%に対し、「兄姉のみ」は82.0%と高かった。「常勤」の割合も少しずつ増加していた。
一方、平成22年出生児の母親の就業率は、出産1年前の62.0%から、出産半年後に35.6%に減少したあと、1歳6か月41.6%、2歳6か月46.0%、3歳6か月50.7%と増加し、4歳6か月では58.2%となった。「常勤」の割合は、出産半年後以降で大きな変化はなく、「パート・アルバイト」の割合が年々増加している。
「常勤」の母親の割合は、平成22年出生児の方が平成13年出生児よりも各年齢層において高い割合で推移。1歳6か月から4歳6か月まで継続して「常勤」である割合は、平成22年出生児は44.5%と、平成13年出生児の32.7%より11.8ポイント高かった。
このほか、子どもの悩みや不安の有無の変化について、中学1年時から中学2年時の変化を性別にみると、「悩みや不安がある」は男子が3.5ポイント増の32.4%、女子は7.7ポイント増の51.3%であった。
不安の種類は、男女とも「学校や塾の成績に関すること」がもっとも多く、ついで「進路に関すること」。「進路」という選択は、中学1年時より増え、男子は6.8ポイント増の16.2%、女子は14.6ポイント増の29.2%となった。「子ども自身が考える進路に対する意識」では、男女とも「大学卒業後に働くことを考えている」が最多で、男子41.9%、女子40.9%だった。
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