信濃毎日新聞社は2025年9月30日まで、小中学生を対象にした「Scratch プログラミングコンテスト~信州りんごの未来を救え!~」の作品を募集している。最優秀作品は賞金5万円、優秀作品は賞金1万円が贈呈されるほか、Webサイトや新聞紙面での紹介も予定されている。
地球温暖化による異常気象が深刻化する中、長野県内のりんご栽培にも影響が出ているという。信濃毎日新聞社は、信州の名産であるりんごを通じて環境保護への関心を高め、地球温暖化を食い止めるための行動を促すことを目的に、2024年から「りんごと脱炭素社会~Go! ゼロカーボン!~」という環境保護企画を展開し、脱炭素社会のための行動を投稿する「ワンアクション投稿」や、環境に優しいバイオ炭で栽培された信州りんごの販売会などを実施した。
2025年はプロジェクトの一環として、未来を担う子供たちにScratchを使ったゲーム作りを通じて環境保護意識を高めてもらうため、「Scratch プログラミングコンテスト~信州りんごの未来を救え!~」を開催する。子供たちが環境保護について考え、大胆な発想と創造力で制作したScratch作品の応募を期待している。
応募方法は、公式Webサイト「りんごと脱炭素社会 Go!ゼロカーボン!」から「Scratch プログラミングコンテスト」ページにアクセスし、Scratchゲームを作成後、応募フォームに必要事項を記入して送信する。作品のプレゼン資料として動画の提出もできる。
作品制作は、最初から制作する「フリー」とテンプレートから制作する「リミックス」のどちらかを選択できる。いずれの場合も、用意された規定の画像(スプライト)を最低1個使用する必要がある。
審査は一次審査と二次審査の2段階で行われる。一次審査は事務局による内容・規定に沿った審査で、二次審査は審査員による内容総評・動作チェックが行われる。審査委員長はアソビズム代表の大手智之氏らが務める。
応募締切は2025年9月30日。一次審査は10月上旬、二次審査は10月中旬に行われる。表彰式は11月16日に信毎メディアガーデン(長野県松本市)で開催される予定。
◆Scratchプログラミングコンテスト~信州りんごの未来を救え!~
作品募集締切:2025年9月30日(火)
対象:小学1年生~中学3年生
内容:Scratch(スクラッチ)を使用して、「りんごを守る」 「地球を守る」 「二酸化炭素 (CO2)を減らす」などを表現
応募方法:公式ページでScratchゲームを作成後、応募フォームより必要事項 を記入し送信