「第4回 科学の甲子園ジュニア全国大会」群馬県チームが優勝
全国の中学生が科学の思考力や技能を競う「第4回 科学の甲子園ジュニア全国大会」が12月2日~4日にBumB東京スポーツ会館で開催され、群馬県代表チームが優勝した。2位は大分県代表チーム、3位は富山県代表チームだった。
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
「科学の甲子園ジュニア全国大会」は、全国の中学生が科学と実生活のつながりに気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場を提供することを目指している。第4回大会には2万5,000人を超える生徒がエントリー。その中から選ばれた都道府県代表47チーム281人が、理科や数学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな課題に挑戦する全国大会に臨んだ。
全国大会では、「筆記競技」と「実技競技」を実施。実技競技(1)では、混合物を分離し分析する方法であるクロマトグラフィーを使って、食品中に含まれる色素や未知の試料に含まれる色素を分析した。実技競技(2)では、CDを使った車に大会マスコットキャラクターを乗せて、早く目的地に到着させることを競った。
筆記・実技競技の合計点による総合1位に輝いたのは、前橋市立第三中学校と伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校による群馬県代表チーム。2位は大分県代表チーム、3位は富山県代表チーム、4位は東京都代表チーム、5位は茨城県代表チームという結果だった。
競技ごとでは、筆記競技は東京都代表チーム、実技競技(1)は長崎県代表チーム、実技競技(2)は沖縄県代表チームが最高得点を獲得した。また、長野県代表チームはチームワークに優れたチームとしてチームワーク賞を、宮崎県代表チームは女子3名以上を含むチームのうち総合成績最上位のチームとして女子生徒応援賞を受賞した。
第5回大会は、平成29年12月上旬に茨城県つくば市で開催される予定。
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