ゆうちょ銀行・日本郵便、中高生が利用できるVisaプリペイドカード

 ゆうちょ銀行および日本郵便は1月下旬より、地域版Visaプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」決済の試行を実施する。中学生をはじめ、12歳以上のゆうちょキャッシュカード保有者であれば誰でも利用できる。

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 ゆうちょ銀行および日本郵便は1月下旬より、地域版Visaプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」決済の試行を実施する。中学生をはじめ、12歳以上のゆうちょキャッシュカード保有者であれば誰でも利用できる。

 クレジットカードを敬遠する人にも受け入れてもらおうと、幅広い年齢層を対象に、Visaプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」決済の試行を実施する。今回の試行は、仙台市内と熊本市内のVisaカード取扱店のうち、おもに中心部商店街や小売店、日専連ファイナンスが参加。提携店は順次、増やしていく計画という。

 「mijica」では、世界中のVisaカード取扱店での買い物が可能なほか、仙台市内と熊本市内の提携店舗にて利用ポイントの優遇特典などが受けられる。カードは、12歳以上のゆうちょキャッシュカード保有者であれば誰でも発行可能。発行の際の与信審査はなく、試行地域の一部の取扱い郵便局やゆうちょ銀行の窓口にて即日交付する。年会費無料。カードの利用上限は5万円。カードへの残高チャージ方法は、「定時定額の自動振込み」と「スマホを使用した都度チャージ」がある。

 カード利用後に登録したメールアドレスに利用通知メールが届くため、不正利用に気づきやすい。また、会員Webサイトよりカードのロック・解除ができるため、不正利用を未然に防止できる。カード紛失・盗難の際には、サーバーで残高を管理していることで再発行が可能となっている。

 また、提携店のセール情報などを「mijica」利用者にメール配信するほか、プリペイドカードによる買い物に連動した、おこづかい・家計簿アプリの配信も予定している。

《工藤めぐみ》

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