動画教材を簡単作成、アクティブラーニングを支援する「MEDIA-LAS」

 よんでんメディアワークスは、授業でアクティブラーニングを実施する教員をサポートするためのクラウドサービス「アクティブラーニング支援システム MEDIA-LAS」を1月10日にリリースした。反転授業の効率をあげる動画教材の作成や学習プロセスの可視化をサポートする。

教育業界ニュース 教材・サービス
アクティブラーニング支援システム MEDIA-LAS
アクティブラーニング支援システム MEDIA-LAS 全 3 枚 拡大写真
 よんでんメディアワークスは、授業でアクティブラーニングを実施する教員をサポートするための新たなクラウドサービス「アクティブラーニング支援システム MEDIA-LAS(メディア・ラス)」を1月10日にリリースした。反転授業の効率をあげる動画教材の作成や学習プロセスの可視化をサポートする。

 大学や専門学校をはじめ多くの教育現場で導入・実践が進められているアクティブラーニングだが、授業時間内で実施するために学生や生徒が必要な知識を事前に習得する「反転授業」が必要になるという課題も持ち合わせている。特に、反転授業の教材として動画コンテンツを活用することが学習意欲創出と理解度向上に効果があるとして期待されているが、動画コンテンツの作成は教員にとっても大きな負担であるという。

 今回リリースされた「アクティブラーニング支援システム MEDIA-LAS」は、専用の機材がなくともパソコンとWebカメラを利用して簡単かつ手軽に動画コンテンツの作成を可能にした。作成した動画は自動でクラウド上に保存されるほか、既存の動画教材やほかのビデオカメラで撮影した動画ファイルなどもクラウド上にアップロードし、動画教材として活用できるという。

 また、作成した動画コンテンツを学生・生徒が「どこまで」視聴したのか、「どの部分」を「何回」視聴したのかなど、さまざまな視聴履歴により学習のプロセスを可視化し、学習の課程やその効果を把握することを可能にした。動画コンテンツはパソコンやスマートフォンでの視聴に対応しており、「音声付き倍速再生」機能も搭載。学生・生徒が自分のペースで十分な学習時間を確保でき、学習効率を高める効果も期待できるという。

 MEDIA-LASの利用料は、100ユーザー、ストレージ容量10GBで月額31,700円(税別)から。Webサイトにて申込みや問い合わせを受け付けている。

《畑山望》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集