【中学受験2017】父母の見送りあたたかく 御三家入試スタート
「2月1日」―東京都、神奈川県に住む中学受験生にとって重要な響きを持つ日。開成・麻布・武蔵中、桜蔭・雙葉・女子学院中など、いわゆる「御三家」のほか、人気私立中学の入試がスタートした。
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1月14日の関西エリア中学入試解禁後、1月10日には埼玉県、1月20日には千葉県と、主要中学受験エリアの入試が続々と行われてきた。続く2月1日、東京都内の天気は曇り。時折晴れ間がのぞき、受験生の顔を明るく照らした。JR西日暮里駅から徒歩3分の開成中では、午前7時15分ごろから続々と受験生が集まってきた。
「あ、先生いた!」受験生と保護者が駆け寄る先には、毎年恒例の塾関係者の姿が見られた。SAPIX(サピックス)、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー、TOMAS、市進学院などの進学塾関係者が集い、受験生に「おはよう!」「受験票、かっこいいぞ、力が出せそうだね」「算数はいつも通りで大丈夫」などと笑顔で声をかける。握る手に力を込め、時には頭や肩に手を差し伸べ、「行ってらっしゃい」と関係者が一丸となって送り出す光景が見られた。昨年末に通達された応援に関する注意の通り、厳重な交通誘導も手伝い、正門前に目立った混乱はなかった。
午前7時半過ぎには受験生控室への入室がスタートし、受験生が続々と校舎へ入っていった。本番前最後の激励にと、抱き合う母子やハイタッチを交わす父子ら。「じゃあ行ってきます」と、ひとりで歩き出す受験生の背中はみな頼もしかった。
開成中の学力試験は午前9時から国語、10時15分から算数、11時40分から理科を行う。昼食を挟み、受験生らは午後1時10分からは最後の科目、社会に挑む。合格発表は、例年通り2月3日(金)の午後1時ごろを予定。合格者は開成高の体育館ピロティに提示される。
2016年度の開成中入試は、実質倍率が2.85倍。300人の募集人数に対し、受験者数が1,131人、合格者が396人だった。2017年度の志望倍率は、四谷大塚によると募集人数300人に対し志願者数は1,195人、志願倍率は3.98倍。実際の受験者数は、今後集計ののち公表される予定。
《佐藤亜希》
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