【中学受験2017】湘ゼミ、サイフロなど神奈川公立中高一貫5校の適性検査を分析

 神奈川県内の公立中高一貫校5校は、2月3日に適性検査、2月10日に合格発表を行った。湘南ゼミナールは、平成29年度(2017年度)適性検査について、全5校の総評と各校の分析、サイフロ附属中の分析詳細版をWebサイトで公開している。

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全5校の総評(45分あたりの難易度)
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 神奈川県内の公立中高一貫校5校は、2月3日に適性検査、2月10日に合格発表を行った。湘南ゼミナールは、平成29年度(2017年度)適性検査について、全5校の総評と各校の分析、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の分析詳細版をWebサイトで公開している。

 神奈川県内の公立中高一貫校は、相模原中等教育学校、平塚中等教育学校、川崎市立川崎高等学校附属中学校(川崎附中)、横浜市立南高等学校附属中学校(南附中)および2017年4月開校の横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校(サイフロ附属中)の5校。

 5校の適性検査は4種に分けられ、検査内容は大きく異なる。相模原・平塚の神奈川県立中等教育学校と、川崎附中、南附中、サイフロ附属中がそれぞれ個性的な問題を用意している。南附中は「複雑で手間がかかる」、川崎附中は「シンプルな問題が多いが、時間的に厳しい」などの特徴があるという。

 サイフロ附属中の分析詳細版では、問題の概要、難易度、設問のねらい・特徴、分析と対策を解説。「情報処理能力」を問うという意図が明確に示されており、情報が大量に並んでいるので、速さと正確さで得点差がつくと分析している。

 今後、そのほかの学校の詳細版も公開される予定だ。

《工藤めぐみ》

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