東京書籍・凸版印刷「しごとしらべ」小中高生の地域産業理解をサポート
東京書籍と凸版印刷は、地方自治体向けの地域産業振興支援サービス「しごとしらべ」を共同開発し、3月から提供開始する。小中高生の地域産業への理解を促進し、地元の就業者確保を図る。利用価格は200万円から。
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
「しごとしらべ」は、東京書籍の教育分野への知見と、凸版印刷の事業推進・情報活用力を組み合わせた地域産業振興支援サービス。授業を通じて小中高生が地域の産業に触れ、将来の担い手となることを支援するため、2社により共同開発された。
取材先の選定や交渉のほか、児童生徒らが作成した取材記事を、東京書籍の教育総合Webサイト「EduTownあしたね」に掲載するまで、自治体と小中高生の取組みは「しごとしらべ」が総合的にサポートする。具体的には、全体計画の策定や承認、取材を行う児童生徒に渡すマニュアル、1地域5校までの原稿校閲、「EduTownあしたね」への記事の3年間の掲載が含まれる。
自治体向けに、3月から提供をスタート。価格は200万円から。東京書籍と凸版印刷は、「しごとしらべ」の拡販を進め、2017年度に10自治体への採用を目指す。また、提供する地域を全国的に拡大し、地方創生に貢献したいとしている。
なお、サービス提供に先駆け、長野県飯綱町の中学生が作成した事業者への取材記事は、2月13日から「EduTownあしたね」で公開されている。
《佐藤亜希》
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