【高校受験2017】神奈川県公立<英語>講評…昨年より易化
平成29年度(2017年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が行われた。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、学力検査「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。
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◆<英語>講評(湘南ゼミナール 提供)
昨年度と全体の問題構成は大きく変わらないが、設問数、配点に多少の変更があった。大問7以降の読解問題が全体配点の45点分となり、語数は昨年度よりも減少しているため、難易度は易化したと考えられる。
大問4の語順整序問題は、文章中に組み込まれる形となった。また、昨年度と異なり、3番目と5番目のみを答える問題となったため、もっともマークミスが起こりえる箇所と考えられる。大問5、6の英作文は2問から1問に減少した。
問1:リスニング問題。放送時間は9分強で例年通り。(ア)、(イ)ともに、放送内容語句と選択肢の語句が言い換えられている問題もあり、内容を確実に聞き取り、理解する必要があった。
問4:並べ替え問題。6つの語句から5つを選択し、3番目と5番目を答える形式に変更となった。入試制度変更後、分詞・関係代名詞は連続して今年度も出題されている。
問8:グラフなどを使った読解問題。昨年度と同様、文章以外の細かい部分にも注目する必要があった。(イ)は、メールの送受信者に気をつけながら解答を出すべき問題。
今後に向けて、文章の中から必要な情報を集め、それを適切に処理する力をつける必要がある。4技能をバランスよく学習する必要がある。
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このレポートは2017年2月15日に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール(執筆:神谷漠氏)
《編集部》
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