【話題】なめると苦い「Nintendo Switch」ゲームカード、隠れた子どもへの愛
3月3日、ついに発売となったNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。テレビに接続して遊べるのはもちろん、携帯ゲーム機のように持ち出せるゲーム機の特徴はもちろん、任天堂が子どものために仕掛けたある工夫が話題になっている。
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Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)を遊ぶには、専用のゲームカード(カートリッジ)、またはニンテンドーeショップ、任天堂Webサイトからのゲームダウンロードが必要。「子ども思い」「びっくり」と話題なのは、前者のゲームカード(カートリッジ)だ。
このゲームカード、なめると「苦い」のだという。実際になめた男性会社員によると、「食べ物の苦さではないが、苦い」とのこと。任天堂Webサイトの「サポート情報」には、「ゲームカードをさわった手をなめたら、苦い変な味がしました。」との問いが掲載されており、「デナトニウムベンゾエイト」という苦味成分が塗布されていることが明らかにされている。
任天堂によると、なめても健康に害はない。この苦さは、子どもがゲームカードを誤飲するのを防ぐための取組みとして見られており、なめると苦い「苦味剤」や子ども向けソフビ人形などを思い出す者もいるだろう。
子どもの利用を考え、ゲーム機の頑丈さにも力を入れてきた任天堂。おもに玩具に取り入れられてきた取組みをゲーム機付属品に応用した姿には、4年振りの本格新型機への任天堂の意気込みが込められているのかもしれない。
《佐藤亜希》
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