自転車事故「遭いそうになった」約6割が経験、20代の危険意識低い
日常的に自転車に乗る20歳~69歳の男女のうち、約6割が自転車事故に「遭いそうになった」経験があることがKDDIの調査により明らかになった。実際に自転車事故に「遭った」人は約3割。また、20代と60代では危険行為に関する意識にも差が見られた。
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「自転車に関する意識調査」は、4月6日より「春の交通安全運動」が始まるのを前に、au自転車向けほけんを提供するKDDIが実施したもの。自転車事故や交通マナーへの意識などの実態を明らかにする目的で行われた。調査対象は、日常的(週に1日以上)に自転車に乗る全国の20歳~69歳の男女1,000名。調査期間は、3月13日・14日。
自転車事故に57.8%が「遭いそうになった」、31.4%が「遭った」経験があると回答した。年代別に見ると、20代は「遭った」40.0%、「遭いそうになった」64.5%と、自転車事故・事故未遂の経験がもっとも高かった。また、年代が上がるごとに自転車事故・事故未遂の経験は減少傾向にあるが、60代以上のシニアで「遭いそうになった」経験が50代より増加している。
自転車事故経験者の対象物は、「自動車」が75.2%ともっとも多く、「自転車」「歩行者」の2倍以上にのぼった。ただし、「自転車」「歩行者」とも、「遭いそうになった」経験(自転車43.8%、歩行者34.9%)が、「遭った」経験(自転車32.8%、歩行者20.4%)を大幅に上回っており、「自転車」「歩行者」が対象物となる事故の潜在性の高さがうかがえる。
自転車に乗っていて危険だと思う行為は、「夜の無灯走行」58.8%が最多。ついで、「携帯電話使用運転」58.4%、「信号無視」57.5%、「歩道でのスピード通行」56.0%だった。年代別に見ると、「携帯電話使用運転」は60代71.0%・20代46.5%、「歩道でのスピード走行」は60代66.5%・20代44.0%と、危険行為と感じる意識に年代により差が見られることが明らかになった。また、「幼児の2人(3人)乗せ運転」は全体の26.5%が危険行為と回答したが、主婦層が多い30代では15.5%と危険意識が低かった。
自転車運転のルールについて、認知度がもっとも高かったのは「車道の左側通行」83.1%。しかし、「守っている」人は57.4%と、認知度と順守率に大きな差が見られた。ほかに認知度と順守率に差が見られたのは、「歩道通行の禁止」の認知度67.9%・順守率35.6%、「傘さし運転の禁止」の認知度68.3%・順守率48.3%などであった。また、「飲酒運転の禁止」を知っている人は79.7%と認知度は3番目に高かったが、20代の認知度はほかの年代に比べて低かった。また、60代は自転車運転ルールの順守率がほかの年代に比べて全般的に高く、30代男性、20代女性、40代女性では自転車運転ルールの順守率が低い項目が多かった。
なお、自転車運転のルール「歩道通行の禁止」は、「道路標識などで指定された場所」「運転者が児童(6歳以上13歳未満)および幼児(6歳未満)」「70歳以上の高齢者」「一定の障害を有する身体障がい者」「車道または交通の状況から見てやむを得ない場合」は例外となる。
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