【中学受験2018】首都圏模試センター「予想偏差値」4月版

 首都圏模試センターは4月5日、「2018年中学入試 予想偏差値一覧(4月版)」を公開した。2017年入試の結果偏差値をもとに、合格率80%の偏差値を男女別・日程別に偏差値マップで掲載している。男子は筑波大駒場と開成が78、女子は桜蔭が76、女子学院が75など。

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2月1日(男子)
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 首都圏模試センターは4月5日、「2018年中学入試 予想偏差値一覧(4月版)」を公開した。2017年入試の結果偏差値をもとに、合格率80%の偏差値を男女別・日程別に偏差値マップで掲載している。男子は筑波大駒場と開成が78、女子は桜蔭が76、女子学院が75など。

 首都圏模試センターでは、中学受験を目指す小学6年生を対象に、模擬試験「小6統一合判」を年6回実施している。今回公表した予想偏差値は、4月16日実施の第1回統一合判から判定可能。2018年より共学化する青山学院横浜英和や八雲学園の男子偏差値も公開しているほか、共立女子のインタラクティブ入試など一部の新設入試も反映している。

 男子難関校の入試予定日と偏差値について、2月1日は、開成が78、麻布と駒場東邦が74、海城(1)と早稲田(1)、早稲田実業、慶應義塾普通部が73、渋谷教育渋谷(1)と武蔵が72、芝(1)と鎌倉学園(算数)が71。

 2月2日は、渋谷教育幕張(2)と聖光学院(1)が76、栄光学園が75、渋谷教育渋谷(2)が74、慶應義塾湘南藤沢が72、本郷(2)が71。

 2月3日は、筑波大駒場が78、早稲田(2)が74、海城(2)と慶應義塾中等部、東邦大東邦(後)が73、浅野と筑波大附属が72。

 男子難関校は昨年と大きく変わらず高い難度を保っている。また今春より豊洲への移転で注目される芝浦工業大附属や新校舎完成で人気が高まる青山学院のほか、明治大中野や法政大学などの大学附属校が難化の傾向にあるという。

 女子難関校の入試予定日と偏差値について、2月1日は、桜蔭が76、女子学院が75、雙葉と早稲田実業、洗足学園(1)、フェリス女学院が73、渋谷教育渋谷(1)が72。

 2月2日は、渋谷教育幕張(2)が76、豊島岡女子(1)が75、渋谷教育渋谷(2)と洗足学園(2)が74、慶應義塾湘南藤沢が73。

 2月3日は、慶應義塾中等部と豊島岡女子(2)が75、筑波大附属と東邦大東邦(後)が73、お茶の水女子大附と横浜共立(B)が72、鴎友学園(2)が71。

 女子難関校も依然として高い難度を維持している。東京では鴎友学園、東洋英和女学院、神奈川では洗足学園が難化の傾向にあるという。また共学校では、21世紀型教育で注目される開智日本橋学園や三田国際学園の難化が顕著にみられるという。

 一方、公立中高一貫校の合否分布はかなり広いものと予想される。横浜市立南と市立横浜サイエンスフロンティアが男子70・女子70、都立小石川が男子69・女子69、県立相模原が男子66・女子66、都立両国が男子65・女子66、都立桜修館が男子65・女子65、などとなっている。

《荻田和子》

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