JAXA調布航空宇宙センターを一般公開…体験コーナーなど4/23

 JAXAは、調布航空宇宙センターを4月23日に一般公開する。公開会場は、調布市の航空宇宙センターと三鷹市の飛行場分室の2会場。施設公開や最新の研究紹介、体験コーナー、トークイベントなどJAXAの研究現場を直接体験できるさまざまなイベントを実施する。

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2017年度 JAXA調布航空宇宙センター一般公開
2017年度 JAXA調布航空宇宙センター一般公開 全 2 枚 拡大写真
 JAXAは、調布航空宇宙センターを4月23日に一般公開する。公開会場は、調布市の航空宇宙センターと三鷹市の飛行場分室の2会場。施設公開や最新の研究紹介、体験コーナー、トークイベントなどJAXAの研究現場を直接体験できるさまざまなイベントを実施する。

 調布航空宇宙センターは、JAXAの中で航空技術の研究を推進する唯一の拠点として、先進的な航空科学技術の確立や、宇宙・航空分野の基礎基盤技術の研究開発を行っている。施設には、風洞設備や航空エンジン試験設備、実験用航空機、スーパーコンピューターなど、日本有数の大型試験設備が整備されており、毎年、通常見ることのできない施設と最先端の研究を一般に公開している。

 公開するのは、調布市の調布航空宇宙センター(第1会場)と三鷹市の調布航空宇宙センター飛行場分室(第2会場)の2つ。各会場ではさまざまな施設や研究内容を公開。各会場とも今回初公開となる施設や研究がある。

 当日は、各会場でおもしろ体験コーナーを実施。第1会場では「風速計測体験」や「自分で体感する宇宙おもしろ実験教室」「水の電気分解で酸素を作ろう!」の3つのプログラムを、第2会場では「高速度カメラの世界」を開催する。

 そのほか、第1会場では中学生以上を対象としたトークイベントや、4歳~小学生を対象とした工作コーナーを開催。トークイベントは3つのテーマで午前と午後、計6回実施。定員は各回45名の入れ替え制。当日会場で整理券を配布する。工作コーナーでは、飛ぶ仕組みを考えながら飛翔ペーパークラフトを作って飛ばす体験ができる。定員は先着500名。

 また、調布航空宇宙センターのほか、隣接する海上技術安全研究所、電子航法研究所、交通安全環境研究所の4施設をまわってスタンプを集めると記念品がもらえる4研究所合同スタンプラリーも実施。会場には駐車場の用意がないため、来場の際は公共交通機関を利用するよう呼びかけている。

◆2017年度 JAXA調布航空宇宙センター 一般公開
日時:2017年4月23日(日)10:00~16:00(入場15:30まで)
会場:第1会場 調布航空宇宙センター(東京都調布市深大寺東町7-44-1)
   第2会場 調布航空宇宙センター飛行場分室(東京都三鷹市大沢6-13-1)
参加費:無料
※来場の際は公共交通機関を利用、第1会場と第2会場間は無料の連絡バスを随時運行

《畑山望》

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