上智大・ソフィアタワーに「あおぞら銀行」新本店が入居

 あおぞら銀行の新本店が5月8日、上智大学四谷キャンパス6号館、通称「ソフィアタワー」内にオープンした。新本店は、同タワーの1階店舗部分および7階から16階にかけて入居。東京都千代田区九段南一丁目3番1号から移転した。

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上智大学四谷キャンパス6号館、通称「ソフィアタワー」内にオープンした「あおぞら銀行」の新本店 画像提供:あおぞら銀行
上智大学四谷キャンパス6号館、通称「ソフィアタワー」内にオープンした「あおぞら銀行」の新本店 画像提供:あおぞら銀行 全 6 枚 拡大写真
 あおぞら銀行の新本店が5月8日、上智大学四谷キャンパス6号館、通称「ソフィアタワー」内にオープンした。新本店は、同タワーの1階店舗部分および7階から16階にかけて入居。東京都千代田区九段南一丁目3番1号から移転した。

 ソフィアタワーは、上智大学などを運営する上智学院が2014年11月より工事を行い、2017年1月20日に竣工した複合施設。教育研究施設とオフィスフロアを備える、地上17階、地下1階の教育棟だ。館内には全学の言語教育を担う「言語教育研究センター」のほか、800人規模の「大教室」および研究室や教室、語学学習に特化した自発的学習スペース「Language Learning Commons」が設けられている。

 あおぞら銀行の新本店が開設されたのは、オフィスビル部分の1階店舗部分と7階から16階。上智大学は、入居による賃料で得られる収益は「海外からの留学生や遠方出身の学生への支援を目的とした奨学金」などに活用するとしている。

 移転理由は立地・利便性・機能性・働き方改革の効率化のほか、あおぞら銀行は「当行が支払う家賃は、留学生の支援に活用されることになっており、公的資金で再生した銀行として、社会への恩返し的な側面も大きな要因」と述べる。大学内で現場の行員が教壇に立つ講座も開講し、金融教育も実施予定。

 あおぞら銀行は、新本店の開設に伴い「役職員一同、これを機に心を新たにお客様にさらにユニークで専門性の高い金融サービスを提供できますよう一層努力していく所存でございます」とコメントしている。

《佐藤亜希》

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