【高校受験2018】群馬県公立高校、定員400人減…小規模化が進む
群馬県教育委員会は、平成30年度(2018年度)公立高校の生徒募集定員を発表した。県内の中学校卒業者数が減少していることから、公立高校全日制の募集定員を前年度比400人減の1万2,930人とする。
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群馬県の中学校卒業者数は、平成元年をピークに大幅に減少してきている。それに伴い、公立高校全日制の1学年学級数は、平成元年度に506学級、1校平均約7学級だったが、平成28年度は328学級、1校平均5学級と公立高校の小規模化が進んでいるという。
平成30年度群馬県公立高校全日制の募集定員は、県立が1万1,840人と市・学校組合立が1,090人の計1万2,930人。平成29年度の1万3,330人と比べて400人減少する。
今後、中学校卒業者数はさらに減少し、平成43年には1万5,000人を切ると見込まれることから、高校教育改革推進計画では、特色ある高校教育と県立高校の再編整備を推進。1学年あたり4~8学級(1学級40人を標準)を適正規模とし、統合を推進し、学校規模の適正化を図る。また、男女共学を推進するほか、県内を8地区に分けて、学校・学科などの適正な配置を検討している。
地区別再編整備計画では、平成30年に富岡高校と富岡東高校が統合して男女共学の富岡高校となり、中之条高校と吾妻高校が統合して男女共学の吾妻中央高校となる。また、平成33年には、桐生高校と桐生女子高校が統合し、桐生南高校と桐生西高校が統合する。
公立高校全日制募集定員(学級数)は、平成24年の339学級から平成29年に328学級、平成33年に290学級程度を予定している。
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