チャイルドシート使用率、前年比0.1ポイント減の64.1%…10年ぶり悪化
JAF(日本自動車連盟)と警察庁は、4月20日から30日まで、6歳未満の子どもを対象に「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況、着座状況」調査を全国で実施。その結果を発表した。
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調査結果によると、チャイルドシートの使用率は64.1%(前年比0.1ポイント減)で、わずかながら10年ぶりに悪化。使用が義務付けられている6歳未満の子どものうち、約4割近くが依然としてチャイルドシートを使用していないという実態が分かった。また、1歳未満(87.1%)と5歳(40.9%)の使用率がそれぞれ過去最高となったものの、5歳の使用率は1歳未満の約半分で、子どもの年齢が高くなるにつれて使用率が低下する傾向は例年と変わらなかった。
また、取扱説明書通り正しく取付けられていたチャイルドシートは、乳児用・幼児用シート全体で40.7%だった。なお、ミスユースでは乳児用67.8%、幼児用75.3%がチャイルドシートを固定するための「腰ベルト(シートベルト)の締付け不足」だった。
正しく着座していた子どもは、乳児用・幼児用・学童用シート全体で48.1%。 乳児用・幼児用シートのミスユースの多くは「ハーネス(チャイルドシートの子ども用ベルト)の高さ調節と締付けの不適正」、学童用シートは装置に対する使用時期が早すぎる「体格不適合」だった。
チャイルドシート使用率、前年比0.1ポイント減の64.1%…10年ぶりの悪化
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
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