【夏休み2017】厚労省・内閣府・消費者庁「こども霞が関見学デー」8/2・3

 夏休みの子ども向け体験イベント「こども霞が関見学デー」が8月2、3の両日、25府省庁などで一斉に行われる。厚生労働省などでは6月27日、当日のプログラムなどを公表。保育士や子ども大臣の体験、実験やワークショップなど、各府省庁が多彩なプログラムを用意している。

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消費者庁「こども霞が関見学デー」
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 夏休みの子ども向け体験イベント「こども霞が関見学デー」が8月2、3の両日、25府省庁などで一斉に行われる。厚生労働省などでは6月27日、当日のプログラムなどを公表。保育士や子ども大臣の体験、実験やワークショップなど、各府省庁が多彩なプログラムを用意している。

 「こども霞が関見学デー」では、文部科学省をはじめ25府省庁などが連携。業務説明や職場見学などを通して、子どもたちが広く社会を知る体験活動の機会を提供する。

 おもな対象は、小学生、中学生、幼児など。原則として保護者同伴。当日、参加する子どもには、各府省庁などのプログラムと地図が入った「霞が関こども旅券(パスポート)」が配付される。

 厚生労働省では、「夏だ!試して、遊んで、学べる2日間」をキャッチフレーズに22のプログラムを用意。よちよち歩きの子どもたちのお世話に挑戦する保育士体験、薬に関する実験や体験、盲導犬・介助犬・聴導犬との触れ合いなどが予定されている。

 内閣府では、消費者庁との連携で「食品と生活の安全について学ぼう!」を企画。ゲームを使ってノロウイルス感染症予防を学び、ワークショップなどで食品や生活のリスクや安全について考える。このほか、「子ども大臣」として災害発生時の初動対応の指示などを体験する「子ども災害対策本部会議」などもある。

 消費者庁では、国民生活センターの実施で「身近な危険を学ぼう!」と題したプログラムを実施。電子レンジや冷蔵庫、ゲーム機など、家にある身近なものの温度を測り、暮らしの中の意外な危険について実験やクイズで楽しく学ぶ。新しくなった洗濯表示記号や洗濯物の干し方・たたみ方などを学ぶプログラムもある。

 一部のプログラムは事前の申込みが必要。詳細は、各府省庁などのWebサイトから確認できる。リセマムでは厚労省、内閣府、消費者庁のほか、全体概要と文部科学省、農林水産省、国土交通省の実施内容についてと、外務省の実施内容についても紹介している。

◆こども霞が関見学デー
開催日:2017年8月2日(水)、3日(木)
対象:小学生、中学生、幼児など(原則として保護者同伴)
参加府省庁など:内閣官房、内閣府、宮内庁、公正取引委員会、警察庁、個人情報保護委員会、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、国税庁、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、特許庁、国土交通省、気象庁、環境省、防衛省、会計検査院、国立国会図書館

《奥山直美》

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