小中学生のお小遣い、半数以上が「子どもと話し合って」決定

 小中学生のお小遣いの金額は、半数以上が「子どもと話し合って決めた」と回答したことが、ドゥ・ハウスが行った「子どものお小遣い」に関するアンケート結果より明らかになった。

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お小遣いの金額の決め方
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 小中学生のお小遣いの金額は、半数以上が「子どもと話し合って決めた」と回答したことが、ドゥ・ハウスが行った「子どものお小遣い」に関するアンケート結果より明らかになった。

 「子どものお小遣い」に関する調査は、全国に住む小中学生のいる既婚女性を対象に実施し、203人の有効回答を得た。調査期間は2016年12月。

 子どもにどのようにお小遣いを渡しているか聞いたところ、「月に1回など定期的に渡している」が47.8%ともっとも多く、「月に1回など定期的に渡していないが、必要に応じて都度渡している」41.4%、「月に1回など定期的に渡しているが、それ以外にも必要に応じてその都度渡している」10.8%が続いた。

 1か月あたりのお小遣いの金額について、回答者がもっとも多い価格帯は、小学生が「500円~1,000円未満」40.0%、中学生が「1,000円~2,000円未満」37.2%だった。

 お小遣いの金額の決め方は、「子どもと話し合って決めた」が55.7%ともっとも多く、「夫婦で話し合って決めた」39.9%、「自分ひとりで決めた(参考にしたものはない)」22.7%、「ママ友、パパ友に相談したり、話を聞いたりして決めた」4.9%などが続いた。

 お小遣いを渡すことで子どもに知ってほしいことは、「計画的に、限りのある金額の中でお金を使うことを身に付けてほしい」(44歳/専業主婦/中学校男子母)、「家族が働いて得たお金なので、感謝の気持ちを持ちながら無駄遣いせず大切に使ってほしい」(44歳/パート・アルバイト/中学校女子母)、「お金をただ貯めるだけではなく、上手に使って楽しむことも経験してほしい」(46歳/専業主婦/小学校低学年男子母)といった意見があった。

《工藤めぐみ》

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