縦に開く絵本「100かいだてのいえ」シリーズ、3年ぶり最新刊8月発刊

 偕成社は、子どもたちに人気の縦に開く絵本「100かいだてのいえ」シリーズの最新刊「そらの100かいだてのいえ」を8月8日に発刊する。シリーズ3年ぶりとなる新刊。7月26日~8月7日には大阪・阪急うめだ本店にて刊行を記念した展覧会も開催される。

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最新刊「そらの100かいだてのいえ」
最新刊「そらの100かいだてのいえ」 全 7 枚 拡大写真
 偕成社は、子どもたちに人気の縦に開く絵本「100かいだてのいえ」シリーズの最新刊「そらの100かいだてのいえ」を8月8日に発刊する。シリーズ3年ぶりとなる新刊。7月26日~8月7日には大阪・阪急うめだ本店にて刊行を記念した展覧会も開催される。

 「100かいだてのいえ」シリーズは、メディアアーティストとしても活躍してきたいわいとしおによる絵本。これまで「100かいだてのいえ」(2008年)、「ちか100かいだてのいえ」(2009年)、「うみの100かいだてのいえ」(2014年)と3冊を刊行。縦に開く大迫力の画面や、こまかく描きこまれた生きものたちの暮らしなどが特徴で、シリーズ累計部数270万部を突破する子どもたちに人気のシリーズとなっているという。

 シリーズ4作目の舞台は空の上。主人公の「シジュウカラのツピくん」が、あるさむい雪の日に見つけたひとつぶのひまわりの種から花を咲かせるため、植える場所を探しに空へ飛び立つストーリーだ。雲、雨、虹、風など、これまでの「100かいだてのいえ」シリーズとはひと味ちがう、空ならではの登場人物を通して、生きものや植物と自然環境とのつながりを新しい切り口で描いている。

 また、刊行にあわせて、大阪・阪急うめだ本店では展覧会「あそびにおいで!100かいだてのいえ いわいとしおの絵本の世界展」を開催。「100かいだてのいえ」シリーズの全原画をはじめ、スケッチや作者の子どものころの作品などを展示。新刊「そらの100かいだてのいえ」の原画も初公開する。会期中はスペシャルトークショーやサイン会も実施。オリジナルグッズの販売や、「そらの100かいだてのいえ」の先行販売も行う予定。

◆そらの100かいだてのいえ
発売日:2017年8月8日予定
対象:3歳から
定価:1,200 円(税別)
サイズ:22cm×31cm
ページ数:32ページ

◆展覧会「あそびにおいで!「100かいだてのいえ」いわいとしおの絵本の世界展」
会期:2017年7月26日(水)~8月7日(月)
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
時間:日曜~木曜日10:00~20:00、金曜・土曜日10:00~21:00(最終日10:00~18:00)
入場料:一般(中学生以上)700円、子ども(3歳~小学生)500円、3歳未満 無料
【いわいとしおスペシャルトークショー「『そらの100かいだてのいえ』ができました!」】
日時:2017年7月26日(水)13:00~約30分
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだホール
定員:400名(要予約)
申込方法:7月5日より阪急うめだ本店Webサイトに詳細を掲載予定
【いわいとしお サイン会】
日時:2017年7月26日(水)15:00~、8月7日(月)13:00~
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだホール
定員:各回50名(要予約)
申込方法:7月5日より阪急うめだ本店Webサイトに詳細を掲載予定
※サイン会への参加は入場券と当日グッズショップにて対象書籍を購入した人が対象

《畑山望》

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