小学校教員、免許取得に外国語必修…省令改正案のパブコメ実施
文部科学省は7月27日、教育職員免許法施行規則と免許状更新講習規則の一部を改正する省令案を公表した。小学校教諭の免許取得にあたり、英語を含む外国語科目の履修を義務付けることなどが盛り込まれる。
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文部科学省では、教育職員免許法の改正により、教員免許を取得するために大学で履修が必要な単位について規定する教育職員免許法施行規則の改正と、学習指導要領の改訂などを踏まえた免許状更新講習規則の改正を検討している。
教育職員免許法施行規則の改正後は、小学校教諭の免許取得にあたり、現在の国語(書写を含む)などに加え、英語やドイツ語、フランス語などの外国語の教科に関する専門的事項のうち、1つ以上履修するものとする。このほか、幼稚園教諭や中学校教諭、高等学校教諭の教員免許取得の際の履修項目についても規定している。
パブリックコメント(意見公募手続)は8月25日まで実施。郵送やFAX、電子メールで受け付ける。
教育職員免許法施行規則の改正は平成31年4月1日から、免許状更新講習規則の改正は平成30年4月1日から施行する。
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