【夏休み】海や川、湖も…水質や安全性で評価「快水浴場百選」
お盆も近づき、帰省にあわせ海水浴や川、湖へ向かう家族も多い時期だろう。環境省は、水辺に関わる5つの指標に基づく独自の判定で「快水浴場百選(かいすいよくじょうひゃくせん)」を選定している。
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現・東洋大学常務理事の松尾友矩氏を委員長とする快適水浴場検討会は、推薦のあった191の水浴場を水質や水難事故防止対策、バリアフリーへの配慮などの観点から独自に評価し、平成18年(2006年)に「快水浴場」として認定した。推薦にあがった水浴場はいずれも年間利用人数がおおむね1万人以上。島の海水浴場はおおむね2千人以上、湖沼・河川の水浴場はおおむね5千人以上。
具体的な指標は、「美しい水辺(水質、自然景観)」「清らかな水辺(環境への配慮・取組み)」「安らげる水辺(安全性)」「優しい水辺(利便性)」「豊かな水辺(水と人との関わり)」の5つ。特に優れた12か所の水浴場については、海の部10、島の部1、湖の部1を「特選」として選定した。
たとえば、関東・甲信地方は茨城県から伊師浜(いしはま)、河原子(かわらご)、水木、大洗サンビーチ、波崎の5つと、千葉県から守谷と和田浦の2つ、合計7水浴場が快水浴場に選定されている。
近畿地方は特選に選ばれた水浴場が多い。滋賀県のマキノサニービーチが湖の部特選、兵庫県の慶野松原は海の部特選に選ばれている。和歌山県は、那智と片男波(かたおなみ)が海の部特選に選ばれている。
台風やクラゲなどの情報も出始める時期だが、気象情報や海況に注意しながら、安全な海水浴やウォータースポーツを楽しんでほしい。
《佐藤亜希》
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