CA Tech Kids、日本初のプログラミング授業を立命館小で実施

 サイバーエージェントの連結子会社で、小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは、マイクロソフトが提供するMinecraft Code Builderを使った日本初のプログラミング授業を立命館小学校で実施する。実施期間は9月から2018年3月まで。

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 サイバーエージェントの連結子会社で、小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは、マイクロソフトが提供するMinecraft Code Builderを使った日本初のプログラミング授業を立命館小学校で実施する。実施期間は9月から2018年3月まで。

 2009年にリリースされたMinecraft(マインクラフト)は、空中や地面にブロックを自由に配置して自分だけの世界を作ることができるゲーム。ヨーロッパ圏やアメリカ、ニュージーランドなどでは、教育現場で数学、歴史、都市計画、プログラミングなどの学習に活用されている。

 CA Tech Kidsは日本マイクロソフトの協力を得て、立命館小学校の6年生全員に対し、日本で初めての試みとなる「Code Builder for Minecraft:Education」を使った授業を実施する。9月から2018年3月まで、全9回の日程で行われる。

 授業で使用するCode Builderは、教育的な利用に最適化されたMinecraftのバージョン「Minecraft:Education Edition」に新たに搭載された機能。プログラミングを用いてMinecraftの世界の中でキャラクターを制御したり、拡張機能を開発したりできる。さまざまな開発環境にも対応しており、マウス操作中心に手軽にプログラミングに挑戦できる。

 授業では、「立命館小学校の地元、京都の観光名所を案内しよう」という学習テーマのもと、京都の観光名所をMinecraftの世界で再現し、名所の特徴や歴史などをMinecraft内でキャラクターに案内させるプログラム作りに挑戦する。名所の調査や建造物の設計・制作、案内するキャラクターのプログラミングなど、班に分かれて各プロセスに取り組み、仲間と協力することで協調性を育むだけでなく、トライ&エラーの姿勢を身に付けさせることも目指している。

《外岡紘代》

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