人気の修学旅行先は?中学・高校別国内ランキング

 平成27年度(2015年度)実施の国内修学旅行先は、中学校では「京都」、高校では「沖縄」がもっとも多かったことが、日本修学旅行協会の調査結果より明らかになった。実施時期は中学校では5月、高校では11月が最多だった。

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 平成27年度(2015年度)実施の国内修学旅行先は、中学校では「京都」、高校では「沖縄」がもっとも多かったことが、日本修学旅行協会の調査結果より明らかになった。実施時期は中学校では5月、高校では11月が最多だった。

 平成27年度実施の国内修学旅行の実態とまとめは、全国の国立・公立・私立等の中学校と高校を対象に行い、中学校882校、高校1,030校の回答を集計したもの。

 修学旅行の実施状況について、中学校は「国内修学旅行」95.2%、「海外修学旅行」3.3%と98.5%が実施、1.5%が不実施。高校は「国内修学旅行」83.4%、「海外修学旅行」14.6%と98.0%が実施、2.0%が不実施だった。実施率は中学・高校のどちらも前回調査よりも向上した。

 国内修学旅行の実施時期について、中学校は「5月」が309校ともっとも多く、公立は4月~6月実施が79.1%、私立は9月~11月実施が40.9%を占めた。高校は「11月」が183校ともっとも多く、10月~12月に実施する学校が61.9%を占めた。

 人気旅行先は、中学校が1位「京都」19.9%、2位「奈良」17.5%、3位「東京」12.9%、4位「千葉」11.6%、5位「大阪」6.5%と、ベスト5は前回と同じだった。高校は1位「沖縄」16.8%、2位「東京」11.4%、3位「京都」10.1%、4位「大阪」8.9%、5位「千葉」7.6%と、ベスト5は3年間変わりなかった。

 なお、旅行先のカウント方法は、滞在時間に関係なく、たとえば滞在が半日であっても、2日であっても、初日と3日目であっても、訪問した都道府県を1件とカウントしている。

 最新調査結果として、平成28年度実施の国内修学旅行の実態とまとめは12月ごろの公開を予定している。

《工藤めぐみ》

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