オリオン座流星群2017、不安なお天気…ピークは10/21

 ウェザーニューズは、10月21日午後8時ごろに出現のピークを迎える「オリオン座流星群」を楽しんでもらおうと、「流星キャッチャー」の登録を開始した。「流星キャッチャー」に登録すると、中継で捉えた流星の動画が3分以内にスマホにプッシュ通知で届く。

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10月21日の天気と観測のチャンス
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 ウェザーニューズは、10月21日午後8時ごろに出現のピークを迎える「オリオン座流星群」を楽しんでもらおうと、「流星キャッチャー」の登録を開始した。「流星キャッチャー」に登録すると、中継で捉えた流星の動画が3分以内にスマホにプッシュ通知で届く。

 2017年の「オリオン座流星群」のピークは、10月21日午後8時ごろと予想されている。観測にもっとも適した時間は、21日夜から22日明け方。特に22日未明は放射点が高く上がってくるため、観測におすすめだという。流星群は、放射点を中心に四方八方に流れるため、晴れていれば夜空のいたる所で見ることができる。1時間あたり10個以上の流星が見られるのではと期待されている。

 「オリオン座流星群」は、流星群の中でも流れるスピードが速く、明るい流星や痕を残す流星が多いのが特徴。2017年は出現のピークが新月の直後で、月明かりの影響を受けずに観測できる。

 しかし、日本に向かって台風21号が北上してきている。その影響で本州の南海上にある秋雨前線が活発化している。10月21日は関東から西の地方では、雲が広がることが予想されている。東北も晴天にはならず、北海道は西から接近する前線の影響で日本海側ほど雲が広がり、沖縄・奄美は台風の影響で厚い雲に覆われる予報。

 今回、登録が開始された「流星キャッチャー」は、中継で捉えた流星の動画が3分以内にスマホにプッシュ通知で届くサービス。ウェザーニューズのスタッフがハワイ島からの流星中継をモニタリングし、流星が確認されると同時に動画を編集し、登録している人のスマホにプッシュ通知で配信する。どこにいても天体ショーを楽しむことができる。

 また、ウェザーニューズでは「オリオン座流星群」のようすを、10月21日午後9時から午後11時に流星特別番組として、ハワイ島から中継を行う。ライブ動画は、ウェザーニューズのWebサイトのほか、ニコニコ生放送、YouTube Live、LINE LIVEなど各種動画サイトで見ることができる。天気に期待できない場合は、生中継で流星群を楽しんでみてはいかがだろうか。

《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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