8割以上の母親、立場や環境にあう働き方を希望

 働く母親の8割以上が、「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」「自分のライフスタイルやライフステージに合わせて働き方を選びたい」と考えていることが、ソラストの調査より明らかになった。

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働き方で重要視すること
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 働く母親の8割以上が、「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」「自分のライフスタイルやライフステージに合わせて働き方を選びたい」と考えていることが、ソラストの調査より明らかになった。

 子どもを持つ母親の「働き方」に関する意識調査は、全国の30代~40代の母親600名を対象に実施した。調査期間は4月27日~5月1日。

 働き方に関する意識について、「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」が87.5%ともっとも多く、「自分のライフスタイルやライフステージに合わせて働き方を選びたい」「育児との両立制度の充実や働きやすさを会社や職場にもっと重視してほしい」が同率で84.0%であった。

 「自分らしいワークライフバランスを大切にしたい」と回答した人のうち、現在の職場で自分らしいワークライフバランスが大切に「できている」が71.2%、「できていない」が28.8%。理想と現実に違いがある母親が、約3割にのぼることも明らかになった。

 キャリア意識について、もっとも多かったのは「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいきたい」57.1%。ついで「ライフスタイルに伴う働き方の変化があってもこれまでのキャリアを生かしていきたい」56.8%、「資格取得などに対するサポートを受けたい」53.0%と、長期的に資格取得なども視野に入れながらキャリアを形成していくことを望む母親が半数以上であった。

 「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいきたい」と回答した人のうち、現在の職場で継続して長く働くことによりキャリアを積んでいくことが「できる」と回答した人は62.8%。キャリア意識がある人の3分の2程度にとどまった。

 現在の職場で「自分らしいワークライフバランスを大切にできる」と感じており、「継続して長く働くことによりキャリアを積んでいくことができる」と感じている人のうち、84.8%が生活と仕事に対して幸せを感じていた。

《外岡紘代》

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