漢検×リアル脱出ゲーム、授業で使える小学校向けコンテンツを公開
日本漢字能力検定協会は10月23日、日本語・漢字の普及啓発活動における新たな取組みとして、リアル脱出ゲームを生み出したSCRAPと共同で小学校向け能動的学修教材「不思議な漢字洞窟からの脱出」を制作・公開した。授業1コマで実施可能な遊びながら漢字に親しめる教材だ。
教育・受験
小学生
advertisement

「限られた授業時間内で児童たちに成功体験をさせたい」「漢字の面白さに触れてほしい」「アクティブラーニングに対応した教材がほしい」という教育現場の声に応えるべく、新しく制作されたのが「不思議な漢字洞窟からの脱出」。
これまで国内外のさまざまな場所で開催し330万人以上を動員している「リアル脱出ゲーム」を展開するSCRAPと共同で制作し、SCRAPが得意とするプレイヤーを引きこむ物語構成や、ワクワクする謎などを取り入れることで、児童を楽しませながら漢字の世界へ引き込む教材となるよう制作した。SCRAPとしては、初の「小学校向け授業用教材」開発にあたる。
ゲームは「冒険家になったプレイヤー(児童)と、閉じられた洞窟」という設定で始まる。洞窟から脱出するために、目の前にある「漢字の問題」が刻まれた「石板の謎」を解く、というストーリーだ。
内容は小学6年生の授業用教材として小学校学習指導要領に沿って構成。小学校の6年間で修得する漢字を使用し、「読み」「書き」「意味」「筆順」「熟語の構成」「同音同訓異字」と、漢字のさまざまな要素を取り入れた問題が出題される。
ゲームには、4人程度のチームで挑戦する。ゲーム時間約30分と振り返り学習10分の計40分で実施できる。従来の漢字学習とは異なり、チームで協力しながら能動的に学ぶ「アクティブラーニング」の要素も盛り込んでおり、「漢字能力」だけでなく、「仲間と協働する力・課題解決力・情報分析力」などを育成する効果も期待できるという。「国語」だけでなく「総合的な学習の時間」にも対応できるよう、「国語」と「総合的な学習の時間」両方の学習指導要領に沿って制作されている。
9月25日に近畿大学附属小学校で実施した事前体験会では、多くの児童から「漢字が好きになった」との声が上がり、漢字が苦手な生徒も楽しそうに自ら取り組む姿が見られたという。
教材は小学校向けのため個人での請求は不可。教材の公式Webサイトから問合せ、申し込める。なお、数に限りがあるため申込み多数の場合は抽選。
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
1 / 2
advertisement
特集
婦人アパレル生産管理/リモートあり
株式会社ワコールキャリアサービス 東京店
- 東京都
- 年収380万円~450万円
- 正社員
全国拠点で募集中「営業」年休125日/賞与6ヶ月分/リモートあり
オリジナル設計株式会社
- 東京都
- 月給22万9,000円~40万円
- 正社員
法人営業・情報セキュリティ自社サービスのセールス/ゆくゆくは営業企画にも挑戦可能/リモートワーク可
株式会社サイバーセキュリティバンク
- 東京都
- 年収360万円~660万円
- 正社員
「初級エンジニア」専属人事が徹底サポート/20代女性活躍中/リモートあり/月給27万~
H.R.I株式会社
- 東京都
- 年収150万円
- 正社員
野村不動産パートナーズ株式会社事業企画・事業統括内定までプロがサポート20~30代活躍中
野村不動産パートナーズ株式会社
- 東京都
- 月給32万5,000円~45万円
- 正社員
法務/みずほフィナンシャルグループ/ 英語力を活かす リモート&フレックス
株式会社みずほフィナンシャルグループ
- 東京都
- 年収700万円~1,350万円
- 正社員