被災校を支援「チャリティー年賀状」2018、若者デザイン全144種類
博報堂アイ・スタジオは、全国の学生と宮城県気仙沼市立唐桑中学校の生徒がデザインした2018年のお正月向け「チャリティー年賀状」全144点の販売を開始した。CONNECTITが運営する「ネットで年賀状」と「スマホで年賀状」で、2018年1月4日まで購入できる。
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2018年の「チャリティー年賀状」は、博報堂アイ・スタジオが開催する「チャリティー年賀状 学生デザインコンテスト」の入選作品102点と、宮城県気仙沼市立唐桑中学校の2年生が「チャリティー年賀状 デザイン教室」で制作した42点の、計144点。コンテストの入賞作品は2017年11月21日から、気仙沼市立唐桑中学校の生徒が作成したデザインは11月30日から販売を開始する。
学生デザインコンテストは「東北の未来につなげる年賀状」をテーマに作品を募集。過去最高の応募数899作品の中から、干支の「戌」や東北各地を代表するものをあしらったデザインなど102点が選ばれた。気仙沼市立唐桑中学校の生徒が作ったデザインは、「気仙沼について、全国の人に知ってほしいこと」をテーマに、○△□の単純な図形の組み合わせで海の幸や自然など気仙沼ならではの魅力を表現している。
「チャリティー年賀状」は1枚130円(はがき代52円を含む)。1枚購入するごとに10円がウェブベルマーク協会へ寄附され、岩手、宮城、福島の被災した小中学校に必要な備品、設備、教材などの購入資金に充てられている。2011年の取組み開始以来、支援金の総額は559万3,140円にのぼるという。
年賀状は、CONNECTITが運営する年賀状購入サービス「ネットで年賀状」と「スマホで年賀状」で購入可能。デザインの作成からお年玉付き年賀はがきへの印刷、宛先へ配達するまでのすべてをインターネット上で完結できる。住所を知っている相手だけではなく、相互フォローをしているTwitterアカウントや相手のメールアドレスだけでも、お互いの住所を開示せずお年玉付き年賀状が送信できる。「チャリティー年賀状」の特設Webサイトでは、デザインコンテストやデザイン教室の詳細、販売中のデザインを見ることができる。
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