親の5割「キラキラネーム避ける」若い世代で意識強く

 子どもがいる人の49.7%が名づけの際に「キラキラネームを避ける」と回答していることが、ミキハウスベビークラブ会員による名づけ調査結果より明らかになった。10代・20代では、52.0%が「キラキラネームを避ける」ことを意識していた。

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子どもの名前を決める際に意識したこと
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 子どもがいる人の49.7%が名づけの際に「キラキラネームを避ける」と回答していることが、ミキハウスベビークラブ会員による名づけ調査結果より明らかになった。10代・20代では、52.0%が「キラキラネームを避ける」ことを意識していた。

 名づけ調査は、ミキハウスブランドのベビー・子ども服およびベビー用品の企画・販売を手掛ける三起商行が、ミキハウスベビークラブ会員のうち、子どものいる人と現在妊娠中の人を対象に実施し、4,286人(子どもがいる人のみを抜粋)の回答を得た。子どもが複数いる場合は、第1子について回答してもらった。調査期間は2017年12月12日~18日。回答者の性別は女性が98.6%、男性が1.4%。

 子どもの名前を決める際に意識したことは、全体では「音の響きがよい」が59.0%ともっとも回答者が多く、「字画がよい」57.4%「キラキラネームを避ける」49.7%などが続いた。40代以上では「字画がよい」が64.0%で1位だった。10代・20代では「キラキラネームを避ける」が52.0%で、「字画がよい」52.5%と同じくらい意識されていた。10代・20代が「キラキラネームを避ける」と回答した割合は、30代49.4%、40代以上40.6%と比較してもっとも高かった。

 子どもの名前を決めた時期は、「妊娠中に性別がわかってから」が53.9%ともっとも多く、「妊娠中で性別がわかる前」7.0%と合わせて60.9%が妊娠中に決めていた。また、妊娠する前から決めていた人も4.3%おり、65.2%が生まれる前に名前を決めていることがわかった。

 明治安田生命が2017年11月28日に発表した「2017年生まれの子どもの名前調査」結果によると、男の子は1位「悠真」「悠人」「陽翔」各37人、4位「湊」34人、5位「蓮」「蒼」各33人。女の子は1位「結菜」「咲良」各45人、3位「陽葵」42人、4位「莉子」39人、5位「芽依」38人だった。

 また、赤ちゃん本舗が2017年11月15日に発表した「2017年赤ちゃん命名・お名前ランキング」によると、男の子は1位「蓮」(おもな読み:れん)261件、2位「悠真」(ゆうま)204件、3位「湊」(みなと)198件、4位「大翔」(ひろと)193件、5位「悠人」(ゆうと)182件。女の子は1位「結衣」(ゆい)240件、2位「陽葵」(ひまり)234件、3位「凛」(りん)229件、4位「咲良」(さくら)217件、5位「結菜」(ゆうな)215件だった。

《工藤めぐみ》

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