【高校受験2018】神奈川県公立高入試<社会>講評…大幅に難化
平成30年2月14日(水)、平成30年度(2018年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。
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◆<社会>講評(湘南ゼミナール 提供)
これまでの入試と比較して、難易度がかなり上昇した。大きな変更としては、以下のとおり。問題形式が複雑化し、複数の思考過程を要する問題が増えた。地歴公民の横断問題が増えた。単純な知識で解ける問題が減る一方、知識の背景や原理・原則を理解していないと解けない問題が増えた。記述問題が1問に減少したものの、他の問題の難度が高まったため、時間が足りなくなるおそれがある。
各大問の特徴は以下のとおり。
地理では、知識問題をベースとして、それを活用する問題が多く出題されている。知識そのものも、語句の説明部分を理解している必要がある。
歴史では、並び替えに象徴されるように、複数の思考・知識を必要とする問題が多く出題されている。因果関係を主とした歴史の流れの理解が必須。
公民は、地理と同様に知識をベースとして、活用する力を試す問題が多く出題されている。
今後は、単純な知識を身につけるだけではなく、原理原則や知識の背景を理解すること、身につけた知識を活用する力が求められる。
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このレポートは2018年2月14日(水)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
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協力:湘南ゼミナール
《編集部》
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