【高校受験2018】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評…計算問題ここ数年で最多

 平成30年3月7日(水)、平成30年度(2018年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。リセマムでは、京進の協力を得て、「理科」の講評を掲載する。

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2018年度京都府公立高校入試 中期選抜<理科>講評
2018年度京都府公立高校入試 中期選抜<理科>講評 全 1 枚 拡大写真
 平成30年3月7日(水)、平成30年度(2018年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。全日制課程の募集定員6,884人に対し、7,269人が受検し、受検倍率は1.06倍だった。リセマムでは、京進の協力を得て、「理科」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

◆京都府 中期選抜<理科>講評(京進 提供)

大問1 血液と心臓(生物)〔標準〕
大問2 生物の観察(生物)〔標準〕
大問3 惑星(地学)〔標準〕
大問4 地震(地学)〔標準〕
大問5 電流と磁界(物理)〔標準〕
大問6 鉄と硫黄の化合(化学)〔標準〕
大問7 状態変化(化学)〔標準〕
大問8 仕事と仕事率(物理)〔標準〕

 大問構成は例年と変わらず各分野から2題ずつ出題された。小問数もほぼ例年通り。

 設問の約半数の記号解答形式の問題では、2つの事項の完答形式や、選択肢の文をよく吟味しなければならない内容となっているため、各単元の正確な理解ができていないと解答できず、一概に易しいとは言えない。

 計算問題はここ数年では最も多く出題された。グラフ作成のような作図問題も毎年1問は出題されている。

 短文解答の問題が昨年に続き出題された。難易度としては標準的であるが、太陽系外縁天体について問うなど、幅広い知識が要求されている。
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 このレポートは平成30年3月8日(木)に京進が作成したもの。

協力:京進

《編集部》

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