Kei-Net、2018年医師・歯科医師国家試験の合格状況を掲載

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2018年3月26日、「医師・歯科医師国家試験の合格状況」を掲載した。2018年2月に実施された第112回医師国家試験と第111回歯科医師国家試験について、受験者数や合格率、大学別合格者数などをまとめている。

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医師国家試験合格者数推移
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2018年3月26日、「医師・歯科医師国家試験の合格状況」を掲載した。2018年2月に実施された第112回医師国家試験と第111回歯科医師国家試験について、受験者数や合格率、大学別合格者数などをまとめている。

 2018年2月に実施された第112回医師国家試験は1万10人が受験し、9,024人が合格した。合格率は90.1%で、前年比1.4ポイント増。合格率を男女別にみると男性89.1%、女性92.2%と、例年どおり女性がわずかに高い。

 2018年新卒受験者の入学年にあたる2012年度入試において68名の医学科定員増があったほか、既卒の受験者が増加したことから、全体の受験者数は前年より392人増、合格者は前年より491人増加した。受験者、合格者ともに既卒の増加が目立っているという。

 大学別の合格率は、自治医科大学99.2%がもっとも高く、横浜市立大学97.7%、兵庫医科大学97.5%、順天堂大学96.9%が続いた。このほか、おもな大学の合格状況は、東北大学94.2%、東京大学90.0%、東京医科歯科大学95.3%、京都大学93.3%、大阪大学89.8%、九州大学89.9%、慶應義塾大学96.6%、東京慈恵会医科大学95.9%など。

 第111回歯科医師国家試験は2018年2月に実施され、3,159人が受験、2,039人が合格した。合格率は64.5%で、前年比0.5ポイント減。合格率がもっとも高かった大学は東京歯科大学95.0%、ついで東京医科歯科大学92.7%だった。おもな大学の合格状況は、北海道大学77.4%、東北大学70.3%、大阪大学81.7%、広島大学77.1%、九州大学87.0%、日本大学(歯)67.2%など。

《外岡紘代》

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