プログラミング・英語など網羅「ジャストスマイル8」6/11発売

 ジャストシステムは、プログラミング教育や英語の授業をすぐに実践できる小学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル8」を2018年6月11日に発売する。また、中学校向け学習・授業支援ソフトも6月11日に同時発売する。価格はいずれもオープン価格。

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小学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル8」
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 ジャストシステムは、プログラミング教育や英語の授業をすぐに実践できる小学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル8」を2018年6月11日に発売する。また、中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプクラス2/R.3」も6月11日に同時発売する。価格はいずれもオープン価格。

 2018年4月より、新学習指導要領の先行実施が始まり、教科の中で「プログラミング教育」や「英語」の授業が進められる。文部科学省は、キーボードでの文字入力や、情報を読み解いて人に伝達するといった「情報活用能力」と、情報を適切に使える「情報モラル」とのバランスのよい育成を求めている。

 しかし、現場の先生からは、「授業の進め方や教材をどうすればよいかわからない」「準備する時間が足りない」といった戸惑いの声が数多くあがっているという。

 ジャストスマイル8は、「プログラミング教育」のほか、「情報活用能力」を育成する授業や、「英語」授業の実践に必要となるソフトウエア・授業略案・教材コンテンツなどを一通り標準搭載した学習・授業支援ソフト。どの学年の何の単元で、どのような授業をすればよいのかわかりやすく示した指導略案や教材を収録しており、すぐに授業を実践できる。

 プログラミング教育用の教材は、そのまま授業で活用できる20教材を収録。単元に則した内容のビジュアルプログラミング・ツール「スマイルブロック」と、さまざまな授業で活用できるフローチャート作成ツール「スマイルチャート」により、教科の学びを深めつつ、論理的思考力を育成できる。

 英語教材は、さまざまな英文のフラッシュカードを自動生成し、ネイティブに近い自然な音声で読み上げる「シナリオカード」や、英文を入力するとネイティブの発音で読み上げる「読み上げツール」、児童とネイティブの発音を聞き比べられる「録音ツール」を搭載。ネイティブの音声に慣れ親しみ、発音と聞き取りの両面を鍛えられる。

 今回のバージョンより、パソコン教室向けの「ジャストスマイル」と、タブレット活用統合ソフト「ジャストスマイル クラス」を統合して提供する。利用には、必要な数のライセンスとともに、「ジャストスマイル8メディア・マニュアルセット」の購入が必要。ラインアップは、導入するクライアント台数分のライセンスを購入する「JL-Educationジャストスマイル8」、1学校単位で購入して5年間利用できる「JL-Education専用ジャストスマイル8学校ライセンスStd(100台まで)/Ex(上限なし)」、教員の研修などを目的とした公共施設向け「JL-Educationジャストスマイル8[教育センター50(50台まで)/100(100台まで)]」がある。価格はいずれもオープン価格。「ジャストスマイル8メディア・マニュアルセット」は6,000円(税別)。

 また、中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ クラス2/R.3」が6月11日に同時発売される。今回、技術科で活用できるプログラミング教材を強化。「プログラミング教育」の基礎が学べる「フローチャート」と、ブロックによる計測と制御の基礎を体験できる「ブロックツール」を新たに搭載した。

《工藤めぐみ》

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