AI型タブレット教材「Qubena」岡山県立和気閑谷高校で導入
COMPASSは、AI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が公立高校で初めて岡山県立和気閑谷高校に2018年5月より指導教材として導入されると発表した。同校の1年生全員を対象に、算数・数学の基礎の底上げなどを図る。
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Qubenaは、AI(人工知能)を搭載したタブレット教材。生徒ひとりひとりの学習中の操作ログや計算過程、回答データを分析し、つまずく原因となっているポイントを特定できる。これにより、生徒が解くべき問題へと自動的に誘導し、効果的で効率的な学習を実現する。
岡山県和気郡にある岡山県立和気閑谷高校は、多くの中山間地の高校に見られる“生徒間の学力差”や“学習指導を行う教員の人手不足”という課題を抱えており、課題解決のためにQubenaの導入が決定した。
対象は、岡山県立和気閑谷高校の1年生全員。週5コマの数学の時間と週1コマの学校設定教科「クロストレーニング」の時間において中学校までの算数・数学の復習と、家庭学習で利用される予定。Qubenaを活用した学習により、知識を体系的に積み上げる中学校段階までの算数・数学の基礎の底上げ、学習の動機付けと家庭学習への意欲喚起を目指す。
岡山県立和気閑谷高校の香山真一校長は、「本校ではこのたび、Qubenaを十二分に活用するために1人1台iPadを導入した。これによってマナビジョンポートフォリオやe-Portfolioの作成を生徒に主体的に取り組ませることもでき、潜在的な能力を惹く出すツールの1つになると期待している。OECD(経済協力開発機構)が提唱するキー・コンピテンシーを育成する環境が整い、楽しみが増した」とコメントしている。
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