文科省「アクティブ・ラーニング実践研究」成果発表での資料公表

 文部科学省は平成30年6月8日、5月9日と10日に開催された「アクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミット2018」の研究発表資料を掲載した。「アクティブ・ラーニング実践研究」の実証地域に選定された11件の発表資料を閲覧できる。

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 文部科学省は平成30年6月8日、5月9日と10日に開催された「アクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミット2018」の研究発表資料を掲載した。「アクティブ・ラーニング実践研究」の実践地域に選定された11件の発表資料を閲覧できる。

 「アクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミット2018」は、「教科等の本質的な学びを踏まえたアクティブ・ラーニングの視点からの学習・指導方法の改善のための実践研究(アクティブ・ラーニング実践研究)」および「これからの時代に求められる資質・能力を育むためのカリキュラム・マネジメントの在り方に関する調査研究(カリキュラム・マネジメント調査研究)」の研究成果を全国に周知・普及するために開催した。当日は、中央教育審議会教育課程部会長で千葉大学特任教授の天笠茂氏による講演や、「アクティブ・ラーニング実践研究」と「カリキュラム・マネジメント調査研究」それぞれの実践地域による研究発表、サテライトセッションなどが実施された。

 「アクティブ・ラーニング実践研究」の実践地域には、戸田市教育委員会、群馬県教育委員会、中津市教育委員会、香川大学、静岡大学、北海道教育委員会、秋田大学、徳島県教育委員会、山口県教育委員会、三重県教育委員会、京都市教育委員会が選定されている。文部科学省Webサイトには、すべての実践地域における研究発表資料を掲載。たとえば静岡大学では、静岡大学教育学部附属浜松中学校で行われた「浜松中版タキソノミー」を用いたカリキュラム、学習の展開、教科の学び、学習状況の評価と考察について、まとめている。

 文部科学省は、「アクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミット2018」にて実施された講演や研究発表の一部をWebサイトに公開。随時追加予定だという。

《黄金崎綾乃》

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