私立高校初年度納付金は平均74万8,924円、最高額は神奈川

 文部科学省は2020年12月25日、2020年度(令和2年度)の私立の幼稚園・小学校・中学校・高校(全日制)の授業料等調査結果を公表した。私立高校(全日制)の初年度納付金の平均額は74万8,924円で、都道府県別にみると神奈川県がもっとも高かった。

教育業界ニュース 文部科学省
令和2年度私立高等学校等の初年度生徒等納付金平均額(年額)
令和2年度私立高等学校等の初年度生徒等納付金平均額(年額) 全 3 枚 拡大写真
 文部科学省は2020年12月25日、2020年度(令和2年度)の私立の幼稚園・小学校・中学校・高校(全日制)の授業料等調査結果を公表した。私立高校(全日制)の初年度納付金の平均額は74万8,924円で、都道府県別にみると神奈川県がもっとも高かった。

 2020年度の私立高等学校等初年度授業料等の調査結果は、都道府県の協力により2020年度の私立の幼稚園・小学校・中学校・高校(全日制)における入学時の初年度生徒等納付金の1人あたりの平均額を取りまとめたもの。なお、幼稚園については「子ども・子育て支援新制度」に移行していない私立の幼稚園を対象としている。

 私立の初年度納付金の平均額は、幼稚園が41万4,674円(対前年度増減率5.5%増)、小学校が85万2,863円(同4.0%増)、中学校が80万7,656円(同1.4%増)、高校が74万8,924円(同1.7%増)。

 高校の初年度納付金の平均額を都道府県別にみると、「神奈川県」94万3,836円がもっとも高く、「東京都」93万1,198円、「兵庫県」86万1,953円が続いた。一方、もっとも低かったのは「福井県」45万6,242円。

 私立の受験料平均額は、幼稚園が2,952円(上昇率7.46%増)、小学校が1万7,255円(同1.27%増)、中学校が1万8,204円(同0.94%増)、高校(全日制)が1万6,269円(同1.24%増)であった。

《外岡紘代》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集