アジアでもっとも革新的な大学ランキング2018、トップ10に4大学
ロイターはクラリベイト・アナリティクスとの提携により、2018年版「アジアでもっともイノベーティブな大学ランキングTop75」を発表した。1位「KAIST」、2位「東京大学」、3位「浦項工科大学校」で、日本の大学は19校がランクインした。
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アジアでもっともイノベーティブな大学ランキングは、大学の所有する特許や研究論文の引用情報などから、科学の発展と新技術の創出にもっとも貢献した大学をランク付けしたもの。発表は今回で3回目。トムソン・ロイターのIP&Science事業を前身とするクラリベイト・アナリティクスが分析した。
ランキング1位は、3年連続で韓国の「KAIST」が選ばれた。韓国最古の研究機関であるKAISTは、影響度の高い発明数が目立っている。KAISTの研究者はほかのどの大学よりも多くの特許を提出しており、これらは外部の研究者からも特許と論文で頻繁に引用されているという。
日本国内では、2位「東京大学」、6位「大阪大学」、7位「京都大学」、9位「東北大学」、14位「九州大学」、16位「東京工業大学」、18位「慶應義塾大学」で、上位20校に日本の大学が7校ランクインした。2017年と比べて、東京大学は3位から2位へ、大阪大学は9位から6位へ、京都大学は8位から7位へ上昇した。
◆アジアでもっともイノベーティブな大学ランキング2018
1位「KAIST」韓国
2位「東京大学」日本
3位「浦項工科大学校(POSTECH)」韓国
4位「ソウル大学校」韓国
5位「清華大学」中国
6位「大阪大学」日本
7位「京都大学」日本
8位「成均館大学校」韓国
9位「東北大学」日本
10位「シンガポール国立大学」シンガポール
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