【全国学力テスト】英語予備調査、11%の学校でトラブル
平成30年5月に行われた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の英語予備調査で、対象となった136校のうち、15校で機器の不具合などのトラブルがあったことが、6月27日開催の文部科学省の専門家会議で明らかにされた。
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全国学力テストの英語予備調査は、平成31年度全国学力テストで中学校英語調査を確実かつ円滑に実施するために行われた。調査対象は、全国の公立中学校から抽出された公立中学校136校の3年生約2万人。調査期間は、平成30年5月1日から5月31日の期間中、調査の対象となった学校が実施可能な1日。
「聞くこと、読むこと、書くこと」調査については、CDを校内放送機器で再生し、出題と時間管理を実施した。解答はマークシート方式、実施時間は45分間。「話すこと」調査については、基本的に、学校のPC教室などで既存のPCを用いて、音声を録音する形式で実施した。実施時間は準備時間も含め15分程度。
調査を実施した136校のうち、11%にあたる15校でトラブルが報告された。このうち5校で校内放送を使用した際に調査途中で放送が途切れてしまうなど「校内放送の不具合」が発生し、機器を調整して対応。5校では、一部のヘッドセットなど「機器の不具合」があり、予備にて対応した。
また、「話すこと」調査のための事前環境確認を行っておらず、直前にPC環境に不具合があることが判明し、予定日時に調査を実施することができなかった学校が2校、音声データ録音不具合が3校あった。そのほか、調査途中に音量調整つまみをオフにしてしまったなどの録音未完了の件数については、現在集計中だという。
コールセンターへの問合せ件数は377件あった。問合せ内容は、「設定手順および回収手順」が26.8%、「システム不具合など」22.0%で、調査プログラムに関連する問合せが約半数を占めた。ついで、「実施手順に関して」19.6%、「スケジュール調整など」6.6%、「レンタルPC」5.6%、「その他」19.4%だった。
英語予備調査に関する対象校からの調査終了報告では、「話すこと調査において、生徒間の座席の距離が近いため、互いの声が聞こえてしまう」「話すこと調査において、準備や音声データの回収に時間がかかる」などがあげられた。
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