ベネッセ、全国1,600小学校でプログラミング教育支援
ベネッセコーポレーションは2018年7月19日、ICTサポータの授業支援と組み合わせたプログラミング教育支援を2019年4月より開始すると発表した。ICTサポータを派遣している全国の小学校約1,600校を対象に、プログラミング教育の教材を無償で提供する。
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2020年から施行される小学校の新学習指導要領では、プログラミング教育が必修化される。具体的な取組みについては学校現場で模索が始まっており、指導面での「人的支援の重要性」については特に議論されているという。
ベネッセコーポレーションは、2001年度から約20年にわたって「ICTサポータ(支援員)」を全国の学校へ派遣し、授業や教務を支援している。これまでに累計5,000校以上の学校にICTサポータを派遣し、2018年現在2,539の小中学校に510人のICTサポータを派遣している。
2019年4月からは、ICTサポータを派遣している小学校約1,600校を対象に、独自開発したプログラミング教材と児童用テキスト、教師用指導書を無償で提供する。教材やテキストなどの提供は、ベネッセコーポレーションが展開する授業支援ソフト「ミライシード」経由で行う。ICTサポータの授業支援と組み合わせることで、学校現場での良質な「プログラミング教育」の実施を支援する。
プログラミング教材は、MITメディアラボが開発したプログラミング言語学習環境「Scratch(スクラッチ)」を活用している。児童用テキストは、レベル別の6授業(計12時間分)で系統的にプログラミング的思考とプログラミングスキルが学べるように設計されている。
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