U-22プログラミング大会、WiZが経産省局長賞を受賞

 NSGグループは2025年12月22日、同社が運営する国際情報工科自動車大学校(WiZ)のゲーム開発科3年生チームが、経済産業省後援「U-22プログラミング・コンテスト2025」において、経済産業省商務情報政策局長賞(プロダクト)を受賞したと発表した。

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国際情報工科自動車大学校(WiZ)のゲーム開発科3年生チームのプレゼンのようす
国際情報工科自動車大学校(WiZ)のゲーム開発科3年生チームのプレゼンのようす 全 2 枚 拡大写真

 NSGグループは2025年12月22日、同社が運営する国際情報工科自動車大学校(WiZ)のゲーム開発科3年生チームが、経済産業省後援「U-22プログラミング・コンテスト2025」において、経済産業省商務情報政策局長賞(プロダクト)を受賞したと発表した。

 同コンテストは、次世代のIT人材育成を目的に1980年から開催されている日本有数の歴史と実績をもつプログラミング・コンテストだ。これまでの受賞者からは、著名なゲーム開発者やITエンジニア、起業家なども輩出しており、若手クリエイターの登竜門として業界内外から高い評価を得ている。

 2025年度は全国から332作品がエントリーされ、3か月の厳しい審査を経て選ばれたファイナリストの中でも、特に優れた作品にのみ贈られるのが経済産業省商務情報政策局長賞だ。最終審査会は2025年11月30日、アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパンで開催された。

 WiZチームの受賞作品「UNION」は、「2人で協力してゴールを目指す」というマルチプレイ型の横スクロールアクションゲーム。プレイヤー同士が連携し合いながら進行する設計や、テンポ感、ステージギミック、ユーザーインターフェースの完成度が高く評価された。

 審査員からは「チームワークの面白さをシンプルなゲーム性で表現している」「さらに面白いアイデアを作れそう」といった声も寄せられたという。

 国際情報工科自動車大学校(WiZ)は、ゲーム業界やIT業界を目指す学生に対して、「好き」から始まる実践教育を提供している。今回の受賞は、「学生自身の主体的な挑戦と、それを支える教育環境が結びついた成果」と、コメント。今後も、学生ひとりひとりの創造力と技術力を育み、「夢を、かたちに。」を実現する教育を続けていくとしている。

 同校は、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する101法人で構成されたNSGグループが運営を担う専門学校。福島県郡山市に所在し、自動車・情報・ゲーム・建築・土木・電気などの分野を学ぶことができる。

《風巻塔子》

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