「どう解く?」道徳の問題、ポプラ社が学校レポート・教材を公開

 ポプラ社は、書籍「答えのない道徳の問題 どう解く?」を活用した公立小学校での道徳授業のレポートや、書籍の約半分にあたる13の問いかけやワークシートなどの授業向け素材を特設サイトにて無料公開した。2018年9月中に授業風景動画も公開予定だという。

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戸田市立戸田第一小学校で「答えのない道徳の問題 どう解く?」を活用した道徳授業を実施
戸田市立戸田第一小学校で「答えのない道徳の問題 どう解く?」を活用した道徳授業を実施 全 6 枚 拡大写真
 ポプラ社は、書籍「答えのない道徳の問題 どう解く?」を活用した公立小学校での道徳授業のレポートや、書籍の約半分にあたる13の問いかけやワークシートなどの授業向け素材を特設サイトにて無料公開した。2018年9月中には授業風景動画も公開予定だという。

 2018年3月に刊行された「答えのない道徳の問題 どう解く?」は、シンプルな絵と言葉の問いかけで、子どもと大人が本気で考え、それによって本音の対話を引き出すことのできる書籍。小学校での道徳「教科化」をきっかけに、新しいコンセプトの道徳本として注目を集め、テレビのワイドショーや新聞、ウェブニュースなどのさまざまなメディアで大きく取り上げられている。

 ポプラ社が「どう解く?」を教材として行った道徳授業は、埼玉県の戸田市教育委員会の協力のもと、戸田市立戸田第一小学校にて実施された。授業では、13の問いの中から「うそ、どう解く?」をテーマに、「ついていい嘘といけない嘘の違いは?」などの先生からの質問に対して、活発な意見が交わされた。

 「どう解く?」特設サイトに新設された「授業用教材&ワークシート」コーナーでは、戸田市立戸田第一小学校での道徳授業のようすをレポートで掲載。授業に向けて準備された指導案も紹介しており、2018年9月中には授業風景動画も公開予定としている。

 特設サイトではさらに、「どう解く?」を活用した道徳授業がより多くの学校で実現してもらえるよう、書籍の約半分にあたる「13の問いかけ」紙面を加工し、授業活用セットとして公開。問いかけ紙面や、問いかけに対応したワークシートをダウンロードして授業で活用することができる。使用に際しての事前連絡は不要。

《桑田あや》

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