0-2歳児母に聞く、息子に習わせたいスポーツの決め手は?
子育て情報を発信するコズレは2018年9月6日、「子どもに習わせたいスポーツ」に関する調査結果を公表。子ども(男の子)に習わせたいスポーツは1位「水泳」、2位「サッカー」、3位「野球」となり、父親が学生時代に注力していたスポーツとの一致率は平均30.92%となった。
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コズレは、母親が幼少の子ども(男の子)のスポーツに関する習い事をどのような理由で決めるのかについて探るべく、「子どもの父親が学生時代(中学・高校時代)にもっとも注力して取り組んだスポーツ」「学生時代(中学・高校時代)にもっとも印象に残っている異性の好きな人や憧れの人が取り組んでいたスポーツ」が影響するとの2つの仮説を立て調査結果を分析し、結果レポートを公表した。調査は、末子の子どもの年齢が0歳から2歳の母親を対象に、Webアンケートで実施した。期間は2018年7月24日から7月26日までで、1,968人の有効回答を得た。
仮説の検証をするべく、コズレは全回答の中から「末子に男の子を持つ母親(n=1,055)」をピックアップし、分析を行った。「就学以降もっとも子どもに習わせたいスポーツは何か(単一回答)」との問いでは、「水泳」がもっとも多く29.57%、ついで「サッカー」13.36%、「野球」12.61%と続いた。水泳は子どもの体を強くするイメージがあり、費用もほか競技に比べそれほどかからないため、母親に人気の習い事のようだ。
次に「子どもの父親が学生時代にもっとも注力して取り組んでいたスポーツは何か(単一回答)」という質問では、1位「野球」18.96%、2位「サッカー」16.11%、3位「バスケットボール」11.47%という結果に。また、「学生時代にもっとも印象に残っている異性の好きな人もしくは憧れの人が取り組んでいたスポーツは何か(単一回答)」との質問では、1位「サッカー」29.19%、2位「野球」22.09%、3位「バスケットボール」17.25%となり、子どもの父親が学生時代にもっとも注力して取り組んでいたスポーツの結果と大きな差は見られなかった。
そこから、コズレでは「子どもに習わせたいスポーツ」と「子どもの父親が注力して取り組んでいたスポーツ」、「子どもに習わせたいスポーツ」と「異性の好きな人や憧れの人が注力して取り組んでいたスポーツ」の回答で同じ競技名があがった回答者数とその割合を調べ、どれだけ一致しているか割合を分析した。
「子どもに習わせたいスポーツ」と「子どもの父親が注力して取り組んでいたスポーツ」の一致率が高いスポーツは、1位「卓球」100%、2位「バレーボール」70.59%、3位「ラグビー」60.00%という結果に。また、「子どもに習わせたいスポーツ」と「異性の好きな人や憧れの人が注力して取り組んでいたスポーツ」の一致率が高いスポーツは、1位「野球」48.87%、2位「サッカー」47.52%、3位「バスケットボール」45.07%となった。父親との一致率では「いわゆる人気スポーツ」とは異なる要因が見える結果となった。
最後に、いずれの一致率が高いのか平均値をとったところ、「子どもに習わせたいスポーツ」と「子どもの父親が注力して取り組んでいたスポーツ」の一致率は平均30.92%、「子どもに習わせたいスポーツ」と「異性の好きな人や憧れの人が注力して取り組んでいたスポーツ」の一致率は平均16.42%となり、母親が「子ども(男の子)に習わせたいスポーツ」を決める際の理由としては「父親が学生時代に注力して取り組んでいた」という理由のほうが強い傾向にあることがわかった。
調査レポートの全文は、コズレのWebサイトで見ることができる。
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