13-18歳対象のGoogle科学コンテスト受付開始…奨学金5万ドルも
Googleが開催する「Google Science Fair」が、2018年9月13日より応募受付を開始した。13歳から18歳を対象とした問題解決の国際的なコンテストで、締切は12月13日(日本時間)。Webサイトにて、各賞の紹介や応募に役立つガイド、アイデア集などを提供している。
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Google Science Fairは、世界中の13歳~18歳の学生が参加できるオンラインでの科学コンテスト。まず、解決する価値のある問題を見つけることから始まり、アイデアを考え、解決策を見つける。その解決策を実験・テストして得た情報などをまとめ、結論を導き出す。そうして完成したプロジェクトを、作品としてコンテストに応募する。
コンテストには、個人または3名までのグループで応募。応募には、「Google Science Fair」のWebサイトでアカウント登録を行う必要がある。すべてのプロジェクトは、審査員団が基準に基づき、審査を行う。高得点を得たプロジェクトはさらに詳しく審査され、100組の地域別ファイナリストのプロジェクトを発表。そのうち上位20組は、ファイナリストとしてGoogle本社(米国カリフォルニア州)に招待される。
今回のコンテストでは、グランプリ受賞者にGoogleから50,000ドルの奨学金を授与するほか、奨学金(15,000ドル)とデンマークのレゴ社への旅行、奨学金(15,000ドル)と世界中の科学者との出航など、179の賞が用意されている。
審査員は、問題を解決する新しい視点、新鮮な発想、または革新的な方法を提供することを求めており、現在または将来の実世界にとって良い影響を与える研究であるかどうかに注目するという。最初のアイデアが失敗しても、プロジェクトが失格となるわけではなく、実験から学ぶことも問題解決プロセスの一部という考え。失敗に関する考察と、改善方法の提案を必ず記載すること。
Webサイトには、コンテストの詳細のほか、学生・教育者それぞれに向けたガイドが掲載。応募に役立つヒントなど、提出に必要な情報をまとめている。
応募締切は、太平洋時間(PT)で2018年12月12日午後11時59分。日本に住んでいる場合、2018年12月13日午後4時59分(日本時間)が締切日時となる。各地域のファイナリストの発表は2019年4月、ファイナリストの発表は2019年5月を予定している。
《黄金崎綾乃》
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