「風しん」流行拡大、1週間の患者は今シーズン最多127人
風しんの流行拡大が続いている。国立感染症研究所が2018年9月19日に発表した感染症発生動向調査によると、第36週(9月3日~9日)の風しん報告数は127人と、今シーズン初めて100人を超えた。第36週までの累積報告数が496人となり、首都圏以外の感染も増えつつある。
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国立感染症研究所によると、第36週の風しん報告数は127人。都道府県別では「東京都」の32人がもっとも多く、ついで「千葉県」27人、「神奈川県」19人、「埼玉県」「愛知県」11人など。このほか、「長野県」5人、「茨城県」「静岡県」4人、「京都府」「大阪府」「広島県」2人と、首都圏以外からも複数報告があった。
第36週までの風しん患者の累積報告数は496人。第34週(8月20日~26日)98人、第35週(8月27日~9月2日)81人と増え続け、第36週では初めて100人を超えた。第36週までに風しん患者が報告されていないのは、青森、岩手、石川、滋賀、岡山、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島、沖縄の13県のみ。
年齢群別では、子どもの発生報告は少なく、20代後半から50代前半にかけての男性が多い。厚生労働省によると、風しんの症状は子どもは比較的軽いが、まれに脳症などの合併症が2,000~5,000人に1人の割合で発症することがある。成人で発症した場合、発熱や発しんが長く続くなど、小児より重症化することが多い。
また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週ごろまでの女性が風しんウイルスに感染すると、胎児に感染し、難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群の赤ちゃんが産まれてくる可能性が高いとされている。
風しんは、ワクチン接種がもっとも有効な予防方法。現在、1歳児と小学校入学前1年間の幼児を対象にはしか(麻しん)も一緒に予防できる麻しん風しん混合(MR)ワクチンの定期接種が行われている。過去に風しんにかかったことがある人は予防接種を受ける必要はないが、罹患歴や予防接種歴がない人は任意で予防接種を受けることを検討したい。
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