トビタテ!留学JAPAN、第10期に1,405人が応募

 文部科学省は平成30年10月31日、「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」の平成30年度後期(第10期)募集の応募状況をWebサイトで公開した。応募学生数は1,405人。

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「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」の第10期応募状況について
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 文部科学省は平成30年10月31日、「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」の平成30年度後期(第10期)募集の応募状況をWebサイトで公開した。応募学生数は1,405人。

 平成30年度後期(第10期)は、平成30年7月2日から10月12日まで派遣留学生の応募を受け付けた。対象は日本の高等教育機関に在籍する日本人学生など。派遣留学生に選ばれると奨学金、留学準備金、授業料などの海外留学費用が給付されるほか、留学事前・事後に行う研修および留学生ネットワークが提供される。

 文部科学省によると、平成30年度後期(第10期)には246校、1,405人の学生が応募。各コースの応募人数は、「理系、複合・融合系人材コース(未来テクノロジー人材含む)」586人、「新興国コース」155人、「世界トップレベル大学等コース」108人、「多様性人材コース」556人。採用予定人数は、「理系、複合・融合系人材コース(未来テクノロジー人材含む)」180人、「新興国コース」60人、「世界トップレベル大学等コース」「多様性人材コース」各80人となっている。面接審査は平成31年1月12日・13日に行われる予定。

 「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、文部科学省が平成25年10月から実施している留学促進キャンペーン。各分野で活躍している人々や民間企業からの支援や寄附により、官民協働で「グローバル人材育成コミュニティ」を形成し、将来世界で活躍するグローバル人材を育成する。東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される平成32年までに、大学生の海外留学12万人(現状6万人)、高校生の海外留学6万人(現状3万人)への倍増を目指している。

《外岡紘代》

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