小中学生のスマホ利用、8割以上が親子間ルール設定
スマホを利用している小中学生の8割以上が何かしらの親子間ルールを設定していることが、NTTドコモ モバイル社会研究所が2018年11月20日に発表した調査結果より明らかになった。
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調査は、1都6県に在住する小中学生の子どもと保護者を対象に実施し、親子500組の有効回答を得た。調査時期は2018年9月。
スマホ利用の親子間ルールを設定している割合は、小学1~3年生が81%、小学4~6年生が92%、中学1~3年生が98%。学年が上がるほど設定率が高かった。
親子間ルールを設定している保護者を対象に、親子間ルールの内容を聞いたところ、いずれの学年も高い設定率だったのは、「スマホを使うのは決められた時間だけ」70~80%、「食事中にスマホを利用しない」68~82%の2つ。高学年になるほど「ながらスマホはしない」「面識のない人とは連絡や連絡先の交換をしない」「アプリをダウンロードするときの相談」「悩みや困ったことがあったらすぐに相談」「LINE・Twitter・掲示板などで個人情報や友達の悪口を書かない」「LINE以外のSNSで情報発信しない」など、より具体的な親子間ルールを設定している割合が高まっている。
子どもがスマホ利用の親子間ルールを破ってしまった場合の対応は、「子どもと話し合う」が小学1~3年生で70%、小学4~6年生で59%、中学1~3年生で49%と学年が上がるほど減少。一方、「子どもからスマホを取り上げる」が小学1~3年生で51%、小学4~6年生で58%、中学1~3年生で58%で、学年が上がると増加した。「子どもに注意する」はいずれの学年も73~74%だった。
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