2019年はチャンスが2回、1/6は部分日食
2019年1月6日は、日本全国で朝から昼ごろにかけて部分日食を見ることができる。アストロアーツはWebサイトに「部分日食特集」を掲載。日本は2019年、部分日食の観測チャンスが2回あるという。2回目の部分日食は12月26日。
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アストロアーツによると、日食とは太陽、月、地球がほぼ一直線上に並んだときに地球から見て月が太陽の前を通り、太陽の一部または全部を隠してしまう現象のこと。太陽がすべて隠れるタイプの「皆既日食」、太陽をすべて隠せずに太陽と月がちょうど重なっているときに太陽の外縁部分がリング状に見える「金環日食」、月が太陽の一部だけを隠すタイプの「部分日食」の3タイプに分けられる。
1月6日は午前8時半ごろから正午ごろにかけて、日本全国で部分日食を観察できる。日本で日食がみられるのは2016年3月9日以来、約3年ぶり。太陽の高度はかなり低いため、観察予定の場所からどのように見えそうか、事前に確認しておくと良いという。
見える方位や高さは地域によって異なるが、おおよそ「南東の方角」「高度15度から30度」あたり。国立天文台の発表によると、東京では午前8時43分から午前11時36分に観察でき、食の最大は午前10時6分に迎える。アストロアーツの「部分日食特集」では、1月6日に札幌、東京、福岡から日食をみたようすをシミュレーションした動画を公開している。
日食は正しい方法で観察しないと、目を痛めたり、最悪の場合失明したりする危険性がある。国立天文台の「日食を観察する方法」では、安全に日食を観察するために「ピンホールを利用する」「木漏れ日を見る」「手鏡で映す」「専用の日食グラスを使う」「望遠鏡を使って太陽投影板に投影する」方法を紹介している。詳細はWebサイトで確認できる。
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